紫禁城（故宮）、天安門広場、人民大会堂、頤和園などなど、テレビでよく見る景色を肉眼でみると、やっぱり臨場感が違う。ナマの迫力に勝るものなしだ。
昨日から北京に来ている。初の北京ということで、少々興奮気味だが、今日はあえて北京の話ではなく、世界一周のお話しをしたい。
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【重要!!】
まことに勝手ながら、事務局：栢野＆久米（＋子供2人）は2006年4月より1年間、世界一周☆修行冒険の旅に出ます。九州ベンチャー大学＆各種ビデオ等販売は、2006年3月31日までになります。以後1年間お休みさせていただき、帰国後また復活させていただきます。
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とホームページ。
ブログでは・・・
3月9日（木） 朝、世界一周への「予防接種」。
今日はポリオ・狂犬病・破傷風。４人で５万円。無保険だから高い！
出発まで４０万円！ヒエ～！
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とあった。
ブログ「人生はアドベンチャーだ！」で人気の栢野克己さんファミリーがいよいよ来月から世界一周の冒険旅行に旅立つのだ。
先週末の「神戸非凡会」でご一緒した栢野さん。
最近では、著書「小さな会社の儲けのルール」などを大ヒットさせ、年間100回以上の講演を続けるなど全国区の人気を誇る著述家、経営コンサルタントなのだ。
そんな多忙を極める栢野さんが、家族揃って世界一周の冒険に旅立つとはただ事ではない。わたしは快挙だと思うが、暴挙だと陰口をたたく人もいるらしい。そのあたりの本心を栢野さん自身の口から直接聞いてみた。
「ちょうど二冊の本を執筆した合計が11万部売れました。その印税で1,000万円ほどの収入が入りましたので、”よし！やるなら今しかない”と思って、かみさんに世界一周の相談をしたところ、二つ返事で「OK」と。去年から周囲にも宣言してきたので、もう引き下がれなくなった。正直言うと、本当に行く腹が固まったのはついこの間なんです（笑）」
それが正直な気持ちだろう。家族だけで世界一周できるだろうか？小学生の子供二人を休学させるのも大変なことだったろう。いろんな予防接種を打たせねばならない。子供の教育はどうする？お金は？帰国後の仕事は？そんな見通しを尋ねてみると
「幸いかみさんが80回くらい渡航経験があるので、旅行の手配関係は全部任せることができた。資金面では、家族全員の一年間の旅費や生活費が400万円。それに不在中でも自宅や事務所に家賃が発生するので、それがざっと400万円。あわせると800万円使う。一年後に日本に戻ってきたらちょうど、きれいに蓄えがゼロになる計画です。子供の勉強も自分たち親が面倒みようということになっている。」
帰国すると48才になっている栢野さん。すぐに仕事に復帰できるのだろうか？
「帰国後に仕事があるのか、できるのかが心配なので先日、博多の職業安定所に行って相談してきた。いろいろ調べてみたら、あるわあるわ。2,500件もの仕事があった。本を書く前は財産ゼロだったわけだから、またそこから新鮮にスタートすればよいと割り切っている」
最後に、今回の冒険を本にするとかドキュメント番組にするとか、ブログで毎日情報発信するなどの予定を聞いてみたところ、「そうした予定はない」という。
せっかくの家族そろって世界冒険という珍しい話題なのに、何かの材料にしようとはまったく思っていないようだ。
「南米からアフリカに渡り、アフリカを北上しながらヨーロッパに行く。そうした経路なので、インターネット環境は最初から期待していない。それに、今回の企画はそうしたネットの日常から脱する意味もあるので、ブログ更新はやらないつもり」
あくまでとらわれず、淡々と、無欲なアドベンチャー人生を歩み続ける栢野さん一家。早くも帰国後にどんなお話しが聞けるのか楽しみだ。
栢野さんのブログ「人生はアドベンチャーだ！」
http://blog.livedoor.jp/kaya0169/
