昨日号の『本田と盛田』に対して沢山の反響メールを頂戴している。
本田さんと盛田さん、井深さんの共通点として、ボーイスカウト活動を熱心に支援されていた、という情報を下さった京都の井上さん。
本田さんから直接大声で叱られたことがあるという茨城のOさん、盛田さんがヘリコプターに乗ってソニーのある工場を視察しに来られた際、お茶を差し上げたという愛知県のUさんなどからメールを頂戴した。特にUさんのメールでは、盛田氏はとてもスマートでセンスにあふれる理想の男性として、今なおベストガイだと言う。
ベストガイといえば。
九州ベンチャー大学の主宰者・栢野克己(かやのかつみ)さんを思い出す。
氏は『小さな会社★儲けのルール』の共著者であり、人気ブログ「人生はアドベンチャーだ!」の発行人でもある。
栢野さんのブログ http://blog.livedoor.jp/kaya0169/
栢野さんが先週末の非凡会で第三部の総合司会を買って出てくれた。
普通ならなかなか活性化しずらい質疑応答なのだが、氏の司会にかかれば一瞬のうちに場内の空気が活気づく。”ミスター”こと長島監督に似たテンションを感じるのは私だけだろうか。
その栢野さんがものすごいビジョンを博多非凡会で発表した。
来年4月から一年間かけて、「家族そろって世界一周放浪の旅に出る」というビジョンだ。ブログの中でも氏のことばによって・・・2006年4/1より「世界一周・人生の旅」に家族で1年間行くと決めました。捨我得全!・・・とある。
11年前の1994年、萩での婚前旅行や披露パーティでの歓喜を忘れられない。その10倍の感動を家族で共有したいのだという。今ならやれる、今しかない。貯金を一年ですべて使い果たし、帰国した瞬間にゼロから再スタートする覚悟だという。
年令を積み重ねるごとに現実というおもりを付加していく生き方が多い中、まれにみる快挙だ。
ぜひ栢野さんには世界放浪中にもブログの更新をお願いしたいし、マスコミ・出版関係の方にもお願いがある。
氏と家族の挑戦と冒険を追いかけてドキュメント番組や本での出版を検討されてはいかがだろう。多くの人が心の中で氏の自由さに共感を感じると同時に、一種のあこがれをも感じることだろう。こうした先例が若者のロールモデルになることは好ましいことだと思う。
人生はアドベンチャーだ、を実践する栢野さんの今後に注目しよう。