今日は中国から配信します。
ラグビー世界選手権があるためか、香港は外国人であふれかえっている。そうでなくとも毎日が祭りのような活況のここ香港で、3月20日(日)夜、森加奈子さんの開会宣言によって非凡会が立ち上がった。
20数名(内、女性7名)の参加者が、香港だけでなく国境線を越えて深セン、さらには広州からも集まってくれた。広州からは電車でなんと二時間もかかるのだ。
集まった方々は若い。平均年令で30才というところか。こちらで会社を立ち上げて成功している経営者や、アイスクリームで中国制覇をもくろむ若者、人材派遣会社を立ち上げた女性、中国人に日本語を教える先生、一人で旅行ビジネスを開始した挑戦者や、今は主婦業に専念している方などなど、全員がこの地で人生を賭けている。そうした人たちの集まりは強烈はエネルギーを発する。今後の香港非凡会の発展が楽しみだ。
さて、私はいま深センに来ている。株式会社BAF(バフ)の藤 修二社長とスタッフの方、西周さんたちに広州と深センをご案内いただいているのだ。
広州といえばホンダの大成功が特に有名だが、この広州・東莞(とんがん)・深センなど華南地区一帯は珠江(じゅこう)デルタといわれる自動車、ハイテクやエレクトロニクスなど中国屈指の製造拠点なのだ。
藤さんの手配で見学させてもらったのは、京信通信系統有限公司だ。
(英語社名:Comba Telecom System)
この会社は携帯電話の中継器など、無線の通信機に強みをもつ製造メーカーである。売上高は14億人民元(約210億円)で、最近香港の株式市場に上場したばかりの勢いある会社だ。
中国の携帯電話の普及はすさまじく、毎年20%の伸びを今も続けている。通信のカバー率も、中国全土の60~70%あるというからすごい。
京信通信の特徴は、理論研究から開発、製造、販売、アフターにいたるまですべて自社でおこなっている点。北京の清華(せいか)大学と共同で技術開発するなど、技術に強みをもつ会社だ。「老化中」のプラカードがかかる部屋では、製品の耐久テストを行っていた。老化中とはおもしろい。私はその部屋には入らないでおいた。
取りいそぎ、以上。
雰囲気は私のブログにて http://www.blog.e-comon.co.jp/
元amazon カリスマバイヤーの土井さんが出版デビュー
土井さんの本がいよいよ出ます。私も速攻で読みます。
タイトル:『成功読書術―ビジネスに生かす名著の読み方』
著者:土井英司
出版社:ゴマブックス
価格:1500円+税
目次 ※一部のみ
第1部 人間探求の書
1.―人は自分を重要なものと思いたがっている―
『人を動かす』
『思考と行動における言語』
『夜と霧』
第2部 勝負師たちに学ぶ極意
『風姿花伝』
『君主論』
『相場師一代』
第3部 教えを実践した経営者たち
『ビジョナリーカンパニー2』
『プロフェッショナルマネジャー』
『ブーメランの法則』
第4部 自らを高め、人生に成功する
『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
『学問のすすめ』
『アラン 人生論集』
など
土井さんのコメント:
この本の企画は、もともと『経営者の魂をゆさぶる1000冊に1冊の本』としてスタートしました。最初は、ビジネス書やMBAテキストを中心としたガイドブックにするつもりだったのですが、ゴマブックス編集者N氏の陰謀により、本当は出したくない情報を出すはめになってしまいました。
この本でご紹介する30冊は、おそらく、手当たり次第に読んでいたら、一万冊読んでも出会えるかどうかの名著ぞろいです。しかも登場する名著は、一見ビジネスとは何の関係もない本ばかり。いわゆる「本好き」だけが読むことを許されているような名著を、あえて現在のビジネスパーソンの視点で解釈しました。
多くの読者は、新刊ばかりに心を奪われて、古典を読むことをしませんが、本当に刺激的で役に立つのは、長い時代を生き抜いてきた名著たちです。ぜひこの『成功読書術』を読んで、奥深い名著の世界をお楽しみください。
Amazon.co.jp
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楽天ブックス
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