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ブレイク・ルーティン

半分笑い話。

A氏「またやっちゃったよ」
武沢「飲み過ぎでしょ。声がかすれてるし、顔がむくんでる」
A氏「わかる?ひどい二日酔い。朝まで歌ってて声がでなくなった」
武沢「そろそろ大人の酒の飲み方をしましょうよ」
A氏「わかってるけど、途中から自制心がなくなる。結局、帰宅頃になると猛烈に自責の念にかられることになる」

たまには羽目をはずして騒ぐのも良いと思うが、もし本当に自責の念を抱いているのなら、次回からは別の行動をとろう。

歌手の中島みゆきさんは、コンサート後に食べる駅弁が楽しみだという。しかもホテルの自室にこもって一人で食べるのが至福のひとときらしい。(日本経済新聞「NIKKEIプラス1」1/8日号より)

好んでそうしているのだが、10年前までは違っていたようだ。

以前はコンサート後にはスタッフと打ち上げに繰り出し、冷たいビールで乾杯していた。しかもかすれた声にもかかわらず、「お酒が入ると声も大きくなりマース」などと大いに盛り上がっていたという。

それがたたり、ある日のコンサートの最終曲でノドが完全につぶれてしまうことになる。以来、ホテルでの駅弁と温かい飲み物が彼女の新しい習慣となる。なぜ駅弁なのかはさておく。

『イノベーションの本質』の中で著者の野中郁次郎氏と勝見明氏は、ルーティンにも普通のルーティンと、クリエイティブ・ルーティンの二種類あると説いた。
ルーティンとは、お決まりの仕事をお決まりの手順で行うことを意味する。マニュアルなどで標準化された仕事を、規則正しく行うことがルーティンだ。

もうひとつの「クリエイティブ・ルーティン」とは、イチロー選手がバッターボックスに入る前に行う準備運動のようなものだ。実行力を磨き上げるための型というような意味で使う。

私も今年の重点テーマに「新たなクリエイティブ・ルーティンの構築」と題して、新次元の成果を生むための自己改造に着手しだした。

早起きもクリエイティブ・ルーティンの一つとして取り組んでいる。今まで自分専用の目覚まし時計を持たず、かみさん頼みの早起きだったが、昨年末にマイクロックを購入した。
最近は、その目覚ましが鳴る前からフトンを蹴飛ばして起きている。
スターバックスの営業時間前なのでデニーズに行っているが、私が朝食で頼むメニューには、深夜料金がついている。
「夜食ではなく、これは朝食だ」と説明しても深夜料金が付くのだ。

閑話休題。

ルーティンとクリエイティブ・ルーティンがある他に、もうひとつ、「ブレイク・ルーティン」というものも付け加えたい。要するに悪習間だ。これがあると、時間やお金が奪われるだけでなく、自責の念で自尊心までやられてしまう。

誰だって一つや二つ、ブレイク・ルーティンをもっている。いや、持っていたというべきか。
やめられるものならやめたい、と思っていることを断じてやめるようではないか。

歌手の中島みゆきさんから学ぼう。

ブレイク・ルーティンを断ち切り、新しいクリエイティブ・ルーティンを始めた時、私たちに大切な自尊心が味方してくれるようになる。