東京五輪に並ぶ16個の金メダルを獲得するなど、日本のアスリート達が大活躍したアテネ五輪が閉会した。
勝利直後の歓喜に満ちた姿や、よもやの敗戦に茫然自失する姿など、どのシーンも人生をかけたドラマだけに見るものの心を打つ。
2008年の北京五輪には、日本から大挙押しかけて応援したいものだ。
アスリートとは本来、“運動選手”という意味で使われるが、もうひとつ、“競技者”という意味ももつ。ということは、人生やビジネスで勝利するために自らと戦うあなたも立派な「アスリート」と言えよう。
地域や業界、あるいは世界のビジネスアスリート達と競いあい、自らを律してゴールドメダルを手にしようではないか。
日本では函館大学の商学部が「ビジネスアスリート専攻塾」なる試みを展開中だ。
同大学のサイトからその主旨を抜粋引用してみよう。
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スポーツが、体力・健康の維持、マナーやチームワーク、リーダーシップの修得、さらに、瞬間的判断力や強い精神力を養成などに資することは言うまでもありません。そして、スポーツを通じて得られるこうした能力やスキルは、現代ビジネス・パーソンにとっても不可欠なものです。当塾は、スポーツが持つこのような特徴に着目した商学部としては非常にユニークな塾です。
当塾のカリキュラムは、「メンタル・アンド・フィジカル・ディベロップメント」(ウェート・トレーニングとメンタル・トレーニングを中心とした科目)、「特別体育演習」(中上級スキー実習など)、「スポーツ史」など、商学部としては多くのスポーツ関連科目を配している点に大きな特徴があります。
(中略)
簡単に言えば「スポーツ・スキルからビジネス・スキルへ」というユニークな道筋で、21世紀の世界をリードする総合的能力を持ったビジネス・パーソンを育成するのがビジネス・アスリート専攻塾です。
http://www.hakodate-u.ac.jp/gakubu/juku/juku5.htm より
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ビジネスアスリート・人生アスリートの勝利を目指し、世界水準で戦おう。
そのために、あなたならではのアスリート条件を定めよう。
・勝つための肉体はどうあるべきか
・勝つための精神はどうあるべきか
・勝つためのスキル(知識や技術)更新はどうあるべきか
・勝つための人格はどうあるべきか
・日頃の練習(習慣)はどうあるべきか