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創刊1,000号

「社長、おめでとうございます!」
今朝出社すると、事務スタッフがケーキ箱を差し出しながら祝福してくれた。
「ん?今日はなんだっけ。誕生日でもないし、夕べはサッカーも野球もなかったし・・・、とにかく、ありがとう」と、箱を開けてビックリ。それは、「がんばれ社長 祝1000号」の記念ケーキだった。

もちろん自分でも今日が1000号なのは知ってはいたが、このように祝福されると感無量になる。

そこで今日は急きょ、メルマガ1000号への歩みを総括してみることにした。

まず、沿革。

・創刊準備号 2000年8月1日配信 無タイトル 読者数1名テスト配信
  ホームページのアクセス不足に困り果て、ひとつの対策手段としてメルマガに注目。やってみてダメならすぐにやめるつもりで気軽にスタート。どうせや  るなら文字通り「日刊」。土日も祝日も関係なく配信する。まずは自分宛にリマインド機能でテスト号をメールし、自分で読んでみた。「う~ん、なかな  か良い」というのが感想。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000801-pre.htm 

・創刊号 2000年8月1日 題「メモリ効果」読者数 7名
  まずは「メルマ」だけで正式配信開始。人気メルマガを調べ、それらの書式を真似てみた。ネタの書きためとして15個ほどの素材をワードファイルに羅列  した。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000801.htm 

・創刊第四号 00年8月4日 「IT革命の本質」 読者数43名
  「まぐまぐ」などにも配信スタンドを増やし、計7社から配信。
  朝礼の話題提供にと、「今日は何の日」のコーナーを作ってみた。
  しばらくしたら、「明日は何の日」も欲しいという声が来たので対応した。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000804.htm 

・創刊第六号 00年8月6日 「消費者の三大ニーズ 1」 読者数64名
  毎日1~2時間かかる執筆作業。その割に全然読者が増えないので、友人に読者獲得用チラシを渡し、勧誘運動を依頼した。一人集めてくれるたびにコー  ヒーをおごると約束した。インターネット人口急増とさわぐ割には、自分には無関係な気がして「苦しい」と感じだした。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000806.htm 

・vol.10 00年8月10日  「楽しんでる『ヤツ』にはかなわない」
   読者数911名
  「ウィークリーまぐまぐ」で紹介された途端読者が急増した。ほぼ二日間に渡って読者数カウンターが増え続けるのを楽しんで見ていた。家内は横から、  「これが売上ならいいね」と言ったが、私は、「やがてそうなる」と宣言した。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000810.htm 

・vol.15 00年8月15日 「徹夜がなんだ!」 読者数1,174名
  はじめて「今日の言葉」を掲載した。記念すべき初の言葉は、エマーソンの『熱狂せずに作られた偉大なものは何もない』だった。
  このコーナーが、こんなに人気になるとは予想外だった。お盆休みを返上して、「ネット部門で売上を作る」計画作りに専念した。
  メルマガを書くことが楽しいと、心から感じ始めた。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000815.htm 

・vol.21 00年8月21日 「非エリートが勝つ」 読者数1,446名
  読者がこれだけ増えれば作者のサイン色紙をネット販売すれば売れるだろうと考え、この日、発売開始した。一ヶ月やってみたが結局4人しか売れずに閉鎖  した。この失敗を通して、失敗することは恥ずかしくない、アイデアを温めておくだけのほうが恥ずかしい、と思うようになった。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000821.htm 

・vol.30 00年8月30日 「社風革命」 読者数1,669名
  初代「e-comon倶楽部」スタート。これは、無料で経営管理書式や現場で使えるマニュアルなどをダウンロードできるサービス。これは2003年7月まで続  いた。二代め「e-comon倶楽部」は後述。
  日刊配信を守るため、午前4時起き習慣に変えた。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000830.htm 

・vol.54 00年9月23日 「即時主義」 読者数2,169名
  本文だけだとどうしてもリキんでしまうので、はじめて「編集後記」コーナーを作り、余談的な話を書いてみた。
  また、「お知らせ」コーナーも作り、おすすめメルマガやサイト紹介などをスタート。「こんにゃくのいちりゅう」さんが第一号だった。このスペース   が、後に有料広告にも発展していった。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/000923.htm 

・vol.64 00年10月3日 「経営者団体」 読者数2,379名
  言葉は恐い。言葉足らずの面もあるのだが、この記事に対して各方面から大ブーイングを浴びた。私が所属していた経営者団体でも何人かと人間関係にヒ  ビが入り、いまだにそのままだ。書くことが恐いと思った最初の日でもある。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/001003.htm 

・vol.73 00年10月12日 「損益と貸借」 読者数2,506名
  刑事コロンボでやっていたクイズを出題し、正解をサイトで紹介したところ、普段の10倍程度のアクセスがあった。こんな遊びを通して、精読率や読まれ  る時間帯などもチェックしていた。このようなクイズはその後も数回行ったが、いずれも好アクセスを記録した。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/001012.htm 

・vol.79 00年10月24日 「生産性革命」 読者数2,679名
  母の大腸癌手術のため、実家の大垣に籠もる。そのおかげで、ちょうど一週間メルマガを書くことができなかった。その間、多数頂戴した激励メールの   数々を読んで、「絶対続けよう」と決意した。だが、一週間の休刊から毎日配信の習慣に戻るのは大変なことだった。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/001024.htm 

・00年12月3日(日曜日) 日曜日を休刊日にした
  休刊すべきか、すべきでないか、熟考した結果の決断。翌年には土曜日も休刊にした。

・vol.139 01年1月3日 「ツノムラ物語」 読者数4,323名
  実話に基づく小説風原稿を書いてみた。モデルになった社長本人からメールが届き、「涙が出た」とあった。“事実は小説より奇なり”。
   http://www.e-comon.co.jp/office/mailmaga/010103.htm