5月の「薩摩非凡会」の翌日、桜島に渡った。鹿児島市立東桜島中学校の前を通ったとき、『不屈の桜島魂 やればできる』という大看板が目に飛び込んできた。これが同校の精神のようだ。ここから育っていった子供たちは、難関にでくわすたびにこの精神を思い出すに違いない。私も思わずデジカメに撮った。
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メッセージというものは、この中学校のようにシンプルでわかりやすいに尽きる。なぜなら、一発で理解でき、記憶でき、いつでも思い出すことができるからだ。
ニデックこと「日本電産」という会社がある。東証・大証の一部上場企業であり、ニューヨーク市場にも上場するグループ社員数7.2万人の大企業だ。
この会社のポリシーが
・「情熱・熱意・執念」
・「知的ハードワーキング」
・「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」
というシンプルでわかりやすいものだ。
それだけではない。同社の永守社長の著書をもとにした「WEBマガジン」をこの4月から公開中なのだ。
日本電産 http://www.nidec.co.jp/index.html
WEBマガジン「人を動かす人になれ」
http://www.nidec.co.jp/corporate/top/index.html
学校でも企業でも、浸透させたい精神はわかりやすくなければならない。そして、くり返さねばならない。