昨日号でご紹介した「社長がやめる日」に関するアンケート結果に対して、複数のメールが届いているのでそれをご紹介したい。
・・・今回のように、書き手の意図が先に見えているような場合、「辞め時を決めている」という人が多数回答してくるようです。それ以外の人は回答がしづらいのです。ですから55%という数字が正確かどうか分からないと思います。
<武沢より>アンケートを依頼したときの原稿をよくお読みいただきたい。作者である私の意図は何もなく、純粋に知りたかっただけである。
http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=628
また、「経営者の55%がやめる日を決めている」と申し上げているのではなく、回答者の55%であると述べている。回答数がわずか176名というアンケート結果だけをみて何かを断ずることができないことは重々承知している。だが、2.8万人の読者すべてを分母にした場合でも、今回のやめる日を決めている社長数は、2%近い数字になる。私は、それだけでも驚きに値すると見ている。
・・・熱いこのメルマガの特徴上、「好調」な会社が多い傾向もあるでしょう。ですから「決めている」=「好調度合いが高い」、「決めていない」=「不調度数が高い」と関連付けるのもどうでしょうか?
<武沢より>
そのように関連づけるデータが出ているのでご紹介したまでです。
・・・以前に「任意アンケートから実態を読むのは実は大変に難しい」という記事をどこかで読んで記憶にあったので書きました。もちろん、賢明な先生のことですから、意図的に何かの結論をつけようとアンケートのデーターを分析しているのかもしれませんね。データーは嘘ではないですから、そういうのもアリと私は思います。
<武沢より>何をおっしゃりたいのだろう?あなたの意見は?
・・・「辞める決断が出来てるから業績が良いのではなく、業績が良いから、辞める決断ができている」のではないでしょうか?
<武沢より>正確にはどちらかはわかりませんが、私は前者だと思っている。
アンケートの集計結果をサイトにアップロードした。そちらをご覧願うこととし、気づいたことは後日またレポートする予定。