名古屋の景気はどうですか?
先日東京で、「武沢さん、名古屋の景気はどうですか?」と聞かれました。「調子いいですよ」とお答えすると、「えっ、そうなの?」と怪訝な顔をしておられました。この質問者は、地方都市は元気がないもの、と思っていたのでしょう。
それはもう、古い認識です。
好調なのはトヨタのおかげかと言えば、それだけではありません。個人消費も全国で突出しているのが名古屋であり、建築の一部では、バブル景気の再来とまで言っている中小企業まで出ています。
先月、ある会合の二次会に集まった経営者15名に、挙手アンケートを行いました。その結果は、今の業績をふまえて
・景気がいいと思っている会社 8社
・横ばいだと思っている会社 3社
・景気が悪いと思っている会社 4社
でした。絶対数が不足しているので正しい統計ではありませんが、いつまでも悲観論を信じていては経営の舵取りを誤ります。
さらに名古屋では、今年8月までは比較的営業マン募集が容易でしたが、9月以降は求人難に変わりました。某大手通信会社の幹部からも「誰か営業職をやってくれる人材をご存知ないですか?」と尋ねられるほどです。求人状況も一変しているのです。
今は、積極的に先が描けるような経営環境になっていることに気づきましょう。強い日本復活の予感がヒシヒシとします。
“ 情報担当秘書がいてくれたらなぁ… ”
「景気回復は10年続く」(Voice11月号 長谷川慶太郎氏)のレポートを読むと、つくづく日本という国の強さを再認識できます。景気底打ちは今年3月に終了し、今後10年間好景気が続くというレポートです。
実は、このような雑誌すべてに目を通すのは困難なことですが、私の場合、『経営予測エイジ』を使って情報バランスを確保しています。
これは! という情報を 様々な情報源から探し出し、そのポイントを短時間で読めるようにまとめてくれる。しかも、それらを分野別にキチッと整理しておいてくれる─そんな有能な秘書がそばにいてくれたらなぁ!
実はそれをモットーに、30年にわたってノウハウを積み上げてきたのが月刊 『経営予測エイジ』。
書店には置いていないし新聞広告も出していないのに、クチコミなどで企画マンたちの間に広がり、とても重宝がられているようです。「がんばれ社長!」読者の中からも、すでに大変多くの方が購読を始めておられます。この月刊誌をまだ手にしたことがない方のために、14日発売の最新号を80冊、無料見本誌として確保してもらっています。先着順ですのでお早めに。 → http://www.yosoku.co.jp
東京非凡塾主催 「がんばれ社長!」「百式」読者合同忘年会
題して 『非凡なる忘年会2003』 のお知らせ(幹事 宮本くみ子)
「非凡なる大忘年会2003」
全国の非凡人300人が新宿に大集結。楽しく大きな事を成し遂げよう!
武沢さんはじめ、全国非凡会・非凡塾の有名豪華メンバーが“これでもか”というほど多数参加♪ぜひ、お友達、ご家族もご一緒に参加ください。 楽しく過ごしましょう!
(1次会) 19:00 ~ 22:00 CLUB COMPLEX CODE 7,000円
http://www.clubcomplexcode.com/info/
(2次会) 22:30 ~ 24:30 村さ来 新宿靖国通り店 3,500円
http://r.gnavi.co.jp/g696700/
※限定5名さま、プチ広告タイムにてPR企画もございます。
ただの忘年会ではありません…!では、いったいどんな内容かというと・・・詳細・お申込みは、こちらのページをご覧下さい。
▼『非凡なる忘年会』ホームページ
http://plaza.rakuten.co.jp/1219bounenkai/
▼お申込み
http://www.minoyakinet.com/formmail_h.htm
東京非凡塾・大忘年会企画実行委員
代表幹事 宮本 くみ子 miyamoto@sakuratour.co.jp
在川 洋子 zaikawa@ato-mon.com
後援:「がんばれ社長!」武沢 信行 http://www.e-comon.co.jp/
「百式」 田口 元 http://www.100shiki.com
『採用の超プロが教える 競合他社に打ち勝つ方法』 その9
「採用の超プロが教える できる人できない人」(サンマーク出版)の作者であり、新卒求人専門会社「ワイキューブ」の社長でもある、安田佳生さん。先日お目にかかり、インタビューしましたので、その様子をお届けします。
Q.ところで、間違った採用方法の事例ってあるのですか?
たくさんありますよ。たとえば、採用基準でいけば、頭がいい、学歴がいい、体育会系だから仕事ができる、キャプテンやっていたからリーダーシップがあるということは、採用基準にならないですよ、とお客さんには言っています。自社でそういった基準で採用したことがありますが、実際採用してみたら、その基準ではダメだったという経験があるのです。それは基準にならないということですね。仕事上の頭がいい悪いというのは、勉強できるかどうかとは関係ないのです。会社で業績に貢献する人材とは、どんな人なのか社長自身がわかっていない事が多いものです。頭が良くて元気があって、素直な人材を採用しろと人事に依頼をするので、人事もそのようにする。ところが、このような基準で採用した人は仕事ができないんですよ。頭というのはいろんな点での頭の良さがありますので、学力なのかコミュニケーション能力が必要なのか分析して、それをどうやって見抜くのかということをわかった上で担当者にふらないといけないのです。
Q.採用の基準を突きつめて考えてみようということですね
そうなのです。それに、小さい会社にとって優秀な人材が採用できない理由の一つは、総務と人事が一緒になっているということです。総務経理と人事が一緒になっていることが多い。人事で給与計算をしたり、総務経理で決算や財務をまとめる能力と、優秀な人材を採用する能力とは正反対に近い。決められたことをコツコツと期限までにまじめにやるということは経理の人にとっては必要なのですが、採用というのはどちらかというと営業に近いのです。目の前にいる人を口説いてくるという仕事ですから、いかに商品を良さそうに見せるかという能力が問われる。商品は自分の会社ですから、すごく向いてない人が担当しているから採用できていないというのが現状なのです。また小さい会社の社長は、そもそもご自身が採用下手な人が多いものです。社長は、論理的にものごとを考える人が多いので、商売上手ではあっても人の採用は下手というか、苦手なことが多いのです。だから採用はアウトソーシングしましょうというのが私達の提案であり、事業なのです。
Q.商売も採用も人を口説くという点では似ているような気もしますが?
意外にも人を口説くのが下手な社長が多いのですよ。10人いれば8人ぐらいは下手ですね。飲み屋さんに言っても、すごく女の子を口説くのがうまいかといえば、そうでもない。人前でしゃべるのが苦手だったりして、案外シャイな人が多かったりするのですね。のびている会社の社長ほど論理的で内向的な人が多い。自らガンガン営業してくる社長の会社は、それほど成長していないものですよ。戦略を社長が考え、部下がガンガン売ってくる、そういう会社が伸びているので、必然的に社長は、口説き下手・採用下手が多い。
Q.そう言われれば、たしかに私の知人経営者も女性を口説くのが下手な人が多い。ハハハ。
異性に限らず、人の気持ちや能力に無頓着であることが多い。営業マンに仕事を与える場合でも、企画を練る、見込客を作る、資料を作る、商談に行く、など、すべてをさせてしまうとうまくいかない。人材にも、見込客を作ることがうまい人、企画作りがうまい人、プレゼン能力がある人、顧客フォローがうまい人がいる。もちろん、全部できれば一番いいのでしょうけど、基本的にはすべてこなせる人はいないのですよ。重視する能力はどれなのかということはその会社の営業スタイルによって違うのですね。そこを重視して営業マンは選ばないといけないのですね。元気があり、やる気があれば売れると思っていても、それで売れないというのは本人だけの責任ではないですよね。むしろ、会社の責任であり、社長の責任だと思いますよ。
<来週に続く>
安田 佳生(やすだよしお)氏プロフィール
株式会社ワイキューブ 代表取締役社長
1965年大阪府堺市生まれ。18歳で渡米、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社での営業職を経て90年株式会社ワイキューブ設立。社員数200名以下のベンチャー企業を中心に採用コンサルティング事業を展開。「採った人材を育てる」のではなく「育つ人材を採る」べきだと言い切る。会社経営のかたわら、講演、セミナーなどにも幅広く活躍中。船井総合研究所「ジュニアコスモスクラブ」講師、日経特別セミナー「経営に革新をもたらす人材戦略」講師他、人材を見極める確かなノウハウが、経営者やビジネスマン、そして学生からの絶大な支持を得ている。
新卒求人を考えるときには、まずアクセスしてみよう。
ワイキューブ http://www.y-cube.co.jp/case01.html
採用ノウハウ読本プレゼント http://www.y-cube.co.jp/tools.html#1
※前号まで安田社長のお名前を誤って表記しています。お詫びして訂正します。
「がんばれ社長!」熱き言葉のライブラリー
ニフティさんと提携し、「がんばれ社長!」のコンテンツの一部を『Biz@nifty』でもご覧いただけるようにしました。『Biz@nifty』とは、ニフティのビジネス特化サイトのことで、先週末からの公開です。大好評のようですので、あなたも一度ご覧ください。
『Biz@nifty』 http://biz.nifty.com/
「がんばれ社長!」カレンダー 発売中
http://www.e-comon.co.jp/office/calendar/
出版記念講演
12月中旬に三作目の本『絶対に達成する習慣~勝てる自分をつくる7つの方法』がサンマーク出版より発売になります。今回は、私の体験をふんだんに盛り込んだものになりました。出版記念講演を次の各地で開催します。
・詳細情報はこのサイトから
http://www.e-comon.co.jp/training_show.php
出版記念講演in福岡 12月17日(水)
場所:福岡朝日ビル “12号会議室” (JR博多駅から徒歩3分)
定員:50名
出版記念講演in大阪 12月18日(木)
場所:毎日新聞ビル5F 501研修ルーム (JR大阪駅から徒歩8分)
定員:80名
出版記念講演in東京 12月19日(金)
場所:渋谷フォーラム・エイト “6階663会議室”
(渋谷駅より徒歩5分)
定員:120名
出版記念講演in名古屋 12月22日(月)
場所:名古屋逓信会館 “楓の間”(JR名古屋駅より徒歩6分)
定員:70名
出版記念講演in上海 12月26日(金)
場所:上海浦東地区 DREビジネスセンター 19階会議室
http://www.dre-bc.com/
分からない場合は、ホテル日航のスターバックスまでお越し下さい。
※受付応援スタッフ 多数のご応募、ありがとうございました。本日中にご連絡差し上げます。福岡のみは今も募集中。
info@e-comon.co.jp までご連絡下さい。
(ご協力者には、講演・新著・二次会を無料とさせていただく他、
「がんばれ社長!」カレンダーもプレゼントします。)
新着メルマガ「水野真孝が選ぶ意外と知らない地域のニュース」
日本には、とても素晴らしい文化がたくさんあります。インターネットによって、国境を越えたビジネスなどが盛んですが、日本にも、頑張っている地域がたくさんあります。そんな日本の良さや、頑張っている地域を、みんなで応援して、日本を盛り上げていけるような、そんなメルマガにしたいと思います。
是非、以下のサイトから登録をお願いします。
http://www.minoyakinet.com/mailmag.htm
セミナー企画を二本お届けします
その1 起業家相互支援クラブ21(kisc21)第15回例会のご案内
・講義内容 【V字回復のための財務戦略 実践講座】
業績不振を打開し企業を成長させるために、経営者は何をどう手を打てばよいのでしょうか。日産自動車などの事例をもとに皆様が社長だったらどのような財務戦略によりV字回復を図っていくのか、グループディスカッションにより、実際に計画を作成しながら、探っていきます。
・講師略歴:奈良洋(なら ひろし)1965年生まれ 税理士
税務会計を通じて、これまで直接関与してきた中小企業100社以上。金融機関各種団体での講師を努める。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~naoffice/
・日時: 2003年11月19日(水)19-21時(懇親会兼名刺交換会有り)
・場所:ゲートシティ大崎・ウェストタワー2階
南部労政会館第5会議室
・地図:
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sosiki/roseikaikan/nanbu.html
・申込み先 メール: kisc21_staff@freeml.com
その2 若手起業家向けの創業スクール 12月2日(火)~全4回
自己資金が限られ、実績に乏しい若手起業家が、いかに事業を構築するかを、事業計画、資本政策、資金調達、人材採用の面から伝えます。特に外部資金を調達する際の創業者シェアの守り方について詳しく解説します。当プログラムは、創業期を経た若手経営者や実際に株式公開された創業社長からのケーススタディを含め、PE&HR独自のカリキュラムとして提供します。十分な理解を得ていただくため、少人数のクラスでの実施です。
・スケジュール
第1回 12月2日(火)19時~21時30分
第2回 12月8日(月)19時~21時30分
第3回 12月15日(月)19時~21時30分
第4回 12月20日(土)15時~18時00分(交流会含む)
・ゲスト講師
神原弥奈子氏(株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役)
谷井等氏(インデックスデジタル株式会社 代表取締役社長)
山田納生房氏(株式会社モック‐東証マザーズ2363 代表取締役)
・場所
東京都港区南青山5-1-3青山ラ・ミアビル6F OPENOFFICEクラブハウス
・受講料 32,000円(税込、交流会費込み)
・お申込
1.氏名(ふりがな)、2.年齢、3.性別、4.住所、5.e-mail、
6.所属、7.創業前か後か、を入力し、メールでお申込下さい。
→ メールアドレス info@pehr.jp
詳細はこちら → http://www.pehr.jp/seminar.html ◆