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エグゼクティブとは

●企業の経営陣や幹部のことをエグゼクティブ(executive)という。この単語の語源は、エグゼキュート(execute)からきている。その意味を「三省堂WEBディクショナリー」で調べたところ、

「実行する,遂行する; 実施する(enforce); 注文に)応じる;
(美術品を)制作する; 演奏する(perform);(判決・遺言などを)
執行する; (証書に)記名調印する; (死刑を)執行する.

とあった。

★「三省堂WEBディクショナリー」 http://www.sanseido.net/

●経営者に大切なことは、「立案力」と「遂行力」のバランスである。

「さて、これから我社は何をやるべきか」を考え、そして決定する段階で求められるのは『立案力』である。これは、正しい現状認識や未来予測にもとづき、確固たる思想や哲学を反映させ、すばらしい未来を切り開く経営ビジョンを作り上げる才能である。

●「どんなに夢ある経営ビジョンを作ってみたところで、半年先の売り上げ確保すらままならないのが今の時代。所詮は絵に描いた餅に終わるんだから、経営ビジョンなんてなくたって構わない。」

それは経営者としての責任から逃避するために言い訳にすぎない。経営者に必要なのは「立案力」と「遂行力」だ。

●絵に書いた餅に終わるのは誰の責任かを問い直してみたい。夢や計画を掲げても、現実はそれに全然近づかないとしたら、それはリーダーの責任以外の何ものでもない。景気のせいでも政治のせいでも銀行のせいでもない。経営者の責任だ。

●しかし、それでもやはり経営計画が機能しないという現実がある。その現実をどのように理解すればよいのだろうか。

そこで、「立案力」と「遂行力」の両面からご自身の力量を再評価してみよう。

●以下の5つの質問に対して正直にお答えいただき、5点または4点取れた方は「立案力」という面ではまったく問題ない。合格なのだ。それ以下の点数しかとれない場合は、経営計画の内容自体がおざなりとなり、あなたや社員を本気にさせるプランが作れていない可能性大だ。

・経営計画を作ってからというもの、生活習慣や勤務習慣が変わった
・経営計画を社内で発表したところ、社内が活気づき始めた
・肌身離さず経営計画書を持ち歩き、ヒマがあればそれを見ている
・仕事上の夢が叶っている姿を、本当に夢でみる
・いろんな所でいろんな会話をするが、自社の経営計画の内容について人と語りあっている時が一番楽しい。

さあ何点?

明日に続く