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歌舞伎座こけら落とし

名古屋の御園座(名古屋市中区)が建て替えのため、一昨日最終公演を終えた。約 120年の歴史にいったん幕を下ろし、2018年に再会場をめざすことになっている。

その一方、来週、歌舞伎座が三年ぶりに再開される。役者が銀座を練り歩くなど、大いに話題を振りまいている。すでに松竹のホームページでは 4月公演「?葺落四月大歌舞伎」のチケットが発売されている。

なるべく早めに行きたいとは思いつつ、「しばらくの間は連日満席でチケットが取れないだろう」と勝手に思い込んでいた。だが昨日調べてみたところ、そうでもないようで 4月のチケットがまだ買える。

★チケット Web 松竹
http://www1.ticket-web-shochiku.com/pc/

●今発売中の 4月公演は次のようになっている。

第一部(午前11時開演)
1.寿祝歌舞伎華彩
2.お祭り
3.熊谷陣屋

第二部(午後2時40分開演)
1.弁天娘女男白浪
2.忍夜恋曲者

第三部(午後6時10分開演)
1.盛綱陣屋
2.勧進帳

この中で連日売り切れているのは午後 2時40分開演の第二部である。いつも昼の部が売れるかというとそうでもない。夜の部が先に売り切れることもあるし、午前の部のときもある。歌舞伎ファンは役者か演目を選んでチケットを買っているのだ。

4月公演の第一部は演目をみているだけで華やかさやめでたさが伝わってくる。いかにもこけら落としらしい。第三部は、歌舞伎十八番の内の「勧進帳」で松本幸四郎演じる弁慶が見られる。にもかかわらず、先に完売したのが第二部だということは演目が人気なのだろう。「弁天娘女男白浪」では、白浪五人男が勢揃いして口上を述べるくだりが圧巻で、私も大好きだ。

歌舞伎座では、今回の大改装にともない、チケット代を値上げした。いままで 15,000円だった席が 20,000円になっているので 30%程度の値上げになっている。役者のギャラが高騰してきたのも理由のひとつらしいが、こうした伝統文化に今なお新しいファンを取り込んでいくために歌舞伎界がどんな販促活動をくりひろげるのか、そちらにも注目していきたい。

★新しい歌舞伎座 http://www.kabuki-za.co.jp/