深夜に何か食べたくなって冷蔵庫をあけると大変。
「皆さ~ん、この人、また冷蔵庫に侵入しちゃってますよ!」
と自動的に Facebook に書き込みされてしまうシステムがある。冷蔵庫の横に監視用の機器をを取り付け、Facebook と連動させたものらしい。このシステムは「バーチャル冷蔵庫ロック(Virtual Fridge Lock)」と言い、開発したのはブラジルの広告代理店。クライアントのヘルスケア企業のために考案したという。
★バーチャル冷蔵庫ロック → http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3578
「武沢さん、今夜も冷蔵庫をあさってますね」などと Facebook にコメントされたら恥ずかしいので、自制心を発揮することになるだろう。だが、私の場合は深夜の冷蔵庫より外食時の酒量や食量が過大になるのがネック。一定以上食べたり飲んだりしたら Facebook に自動密告してくれるようなアプリがないものだろうか。
目標が未達成だったら自分の恥ずかしい写真がネットワーク上に公開される、というものもある。それは「Aherk!」というアプリで、まず Facebook でログインし、達成したい目標と期日を決める。もし達成できなかった場合に公開されてしまう予定の「恥ずかしい写真」をアップする。期日が来たらその目標が達成されたかどうかを Facebook のお友達が投票で判断し、結果次第では、恥ずかしい写真がアップされるというもの。
昨年、田口さんの『100SHIKI』で紹介していた。
→ http://www.100shiki.com/archives/2012/05/aherk.html
さらには、『スタンフォードの自分を変える教室』の中で紹介されいたもので、目標が未達成だったら喜んで募金に協力させてもらいます、というものがある。未達成のペナルティ金額は前もって自分で決める。前金制で目標達成のあかつきには本人に戻されるが、未達成の場合にはそのまま全額没収され、すべて寄付に回すというもの。どこかの大学教授が運営しているそうだ。
最後にご紹介するのは「ジムパクト(GymPact)」というアプリ。これは、トレーニングジムやヨガスタジオなどあらかじめ登録した場所にチェックインした回数を測定するもの。一週間で何回行くか、行かなかった時の罰金は一回あたり幾らにするかを前もって決める。罰金は一回に付き 5~50ドル(500円~5000円)、それを行った人で分けあう。→ http://www.gym-pact.com/
GPS 機能が付いたスマホがあるから、動かぬ証拠になるわけだ。スマホ時代の新サービスといえそうだ。
チェックインの本人確認はどうするの?学校の代返みたく、本人じゃない人がチェックインしても分からないじゃないの?と突っ込みたくなる。だが、そこまでして罰金を逃れたいのであれば、潔くジム(ヨガ)へ行くか、「ジムパクト」を退会すればよい。そこで私も昨日、App Store から「ジムパクト(GymPact)」をダウンロードした。さっそく登録しようとしたが、ペイパルの支払い入力画面をみて恐れをなし、実際に登録するのはやめた。