日本株完全復活なるか
●今年に入って日本株が堅調で年初来高値を更新している。
その背
先日来日したウォーレン・バフェット氏が
「日本株買いは成功だっ
世界にその報道が流れた影響も大
●2020年、氏は日本の総合商社に投資を開始した。この3年弱
いずれも株価は二倍になった。今後は商社以外にも投資対象を
昨年末には円建ての債券も発行したバフェッ
●実は日本株に本腰を入れようとしているのはバフェット氏だけで
「ヘッジファンドの巨人」といわれるケン・グリフィン氏率いるア
●世界的な経営コンサルティング会社であるA.T.カーニーの
「
今から11年前の2012年における投資信頼度のベスト5は、
1位:中国
2位:インド
3位:ブラジル
4位:アメリカ
5位:ドイツ
の順だった。
日本はベスト5に入っていない。それどころかランキング「21位
先進国のなかでは唯一「圏外」だったのだ。
●あれから11年経った今年(2023年)の順位はどうか。
1位:アメリカ
2位:カナダ
3位:日本
4位:ドイツ
5位:英国
という順になっているのだ。アメリカは11年連続首位だ。
11年前は「BRICS」などの新興国ブームが起きていたが、そ
今は経済先進国の安定性に投資するのが正解、という流れに変
★【A.T. カーニー調査】 2023年 海外直接投資信頼度ランキング
●特に日本の3位は特筆に値する。
なぜなら、21位からのカムバックだからだ。アベノミクスが始ま
海外投資ファンドは一貫して日本に投資しようと
当然ながら、グローバルファンド(投資信託)における日本
下がる一方という11年間を過ごしてきた日本。
●そこから復活しての3位躍進に意味がある。
日本企業の技術力や、日本経済の底堅さ、インフレ耐性の強さなど
バフェット発言や「シタデル」の15年ぶり日本拠点開設という動
●いま、ヨーロッパを中心に世界の株式市場は回復傾向にある。
英国が史上最高値を2月に更新した。フランスやドイツではまさし
●日本では今月から新年度がスタートしたが、これから一本調子に
●現在どんな銘柄が物色されているのかをSBI証券のスクリーニ
日本株3ヶ月上昇率ランキング 期間:2023年1月15日~4月14日。
順位 | 上昇率 | コード | 銘柄名 | 市場 | 株価 |
1位 | 471% | 7692 | アースインフィニティ | 東S | 2,405 |
2位 | 360% | 3856 | Abalance | 東S | 11,750 |
3位 | 359% | 4011 | ヘッドウォータース | 東G | 15,620 |
4位 | 225% | 5935 | 元旦ビューティ工業 | 東S | 3,670 |
5位 | 187% | 5337 | ダントーHLDG | 東S | 591 |
6位 | 177% | 7776 | セルシード | 東G | 468 |
7位 | 165% | 2970 | グッドライフカンパニー | 東S | 1,640 |
8位 | 162% | 5820 | 三ッ星 | 東S | 7,890 |
9位 | 160% | 9252 | ラストワンマイル | 東G | 2,004 |
10位 | 134% | 7359 | 東京通信グループ | 東G | 2,920 |
●上位10傑中、
1位の「アースインフィニティ」、
2位の「Ab
4位の「元旦ビューティ」、
9位「ラストワンマイル」の4銘柄が
3位の「ヘッドウォータース」がAI関連
●昨年は石油、石炭などの資源株が高騰した。
今年は物色対象が「
また「ChatGPT」の話題沸騰から、AI関連銘柄も今後の市
注目されている。
●さらにいえばPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄に東証が警
半数を占める1倍割れ銘柄が株価対策に動き始めた点
そのあたりに関する情報はこれからも折をみてお届けする予定。
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