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ChatGPTの衝撃

ChatGPTの衝撃

●一問一答のやりとりをご紹介します。

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<質問>「焼肉店で売上を伸ばす方法を教えてください」

<回答>「焼肉店で売上を伸ばすためには、以下のような詳細な方法が考えられます」

1.メニューの改善

焼肉店のメニューを見直し、人気の高い料理を増やすことで、お客様のニーズに合わせた
メニューを提供することができます。
また、季節限定メニューを追加することで、新鮮な食材や季節感を味わえるようにすることも重要です。
さらに、健康志向のお客様に対しては、低カロリーや低脂肪のメニューを用意することも
考えられます。

2.サービスの向上

焼肉店では、接客やサービスの質を向上させることで、お客様に満足していただけるようにすることが重要です。例えば、お客様の希望に応じたカスタマイズや、注文をすばやく処理することで、お客様にストレスを感じさせないようにすることができます。また、食器や店内の清潔さにも気を配り、お客様に快適な空間を提供することも重要です。

3.宣伝や広告の活用

焼肉店の宣伝や広告を活用することで、お客様の認知度を高め、新規客を獲得することができます。例えば、SNSやウェブサイト、店内ポスターなどを活用することで、情報を発信することができます。
また、クーポン券を発行して、お客様に割引サービスを提供することで、お客様にメリットを感じていただくことができます。

4.イベントの開催

焼肉店でイベントを開催することで、お客様に楽しい時間を提供することができます。
例えば、新しいメニューの試食会や、ワインや日本酒のペアリングセミナー、ビアガーデンなどを開催することが考えられます。また、お誕生日や記念日の特別サービスも提供することで、お客様に特別感を与えることができます。

5.デリバリーサービスの提供

最近は、外食需要の中でもデリバリー需要が高まっているため、焼肉店でデリバリーサービスを提供することで、お客様の利便性を高め、リピート率を上げることができます。
また、自宅で焼肉を楽しむことができるため、家族や友人と一緒に楽しむことができる
というメリットもあります。
デリバリーサービスを提供する際には、注文方法や配達時間など、お客様にわかりやすく
提供することが重要です。

以上のように、焼肉店で売上を伸ばすためには、メニューの改善やサービスの向上、宣伝や広告の活用、イベントの開催、デリバリーサービスの提供など、様々な方法を考えることが大切です。
お客様にとって魅力的なサービスやメニューを提供することで、お客様の満足度を高め、
リピート率を上げることができます。
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●いかがでしょう。
これが人口知能(AI)の回答です。今話題の「ChatGPT」を使ったやりとりなのです。

最初はもうすこしあっさりした回答だったので、「もっと詳しく教えて」と追加質問した
結果、上記のような回答が得られたわけです。

●ChatGPTは人工知能チャットですから双方向のやりとりを前提にしています。
従って、一問一答で終わらせず、追加質問、関連質問、修正要望などを加えることでより
一層ディープで的確な回答を引き出すことが可能になります。

★ChatGPT https://openai.com/blog/chatgpt

●最近まで無料で使っていた私も先週末、月額20ドル(2,700円)のChatGPT PLUSに
登録しました。
ときどき利用者が集中して使えないときがありましたが、これからはいつでも快適に利用できます。

●ChatGPT(チャット ジーピーティ)は米国サンフランシスコにあるOpenAIが2018年に発表した人工知能です。自然言語処理の技術を応用したもので、大量のテキストデータを
学習し、その知識をもとに人間のように文章を生成することができます。文章表現力の確かさに関していえば、文章が苦手な日本人の上を行っています。
ハード・ソフトの発展によってコンピュータが人間並みの脳力(時に人間以上の脳力)を
持つにいたったのです。

●OpenAIが2021年に発表したのがChatGPT3で、今年2023年3月15日にChatGPT4が
発表されました。これによって人類が持ちうる最高レベルの知的データベースにアクセス
できる環境が無料で手に入ったわけです。更にはGPT4からは画像の解析もできるように
なっているのですが、私はまだ画像解析は試していません。

●ただし、AIといえども完ぺきではありません。データの信憑性に欠けるところがあるのです。

たとえば「武沢信行について教えて」と聞くと、「一橋大学を卒業し楽天グループの創業者の一人となったのち、ハーバード大学MBAを取得した」となっています。ひとつも当たっていませんね。

「有限会社がんばれ社長について教えて」と聞くと「高須克弥氏が経営する会社」と出てきます。

●どうしてそのようなことになるのか分かりませんが、こうした間違ったデータは誰もがその場で修正できるようになっています。追々精度も向上するでしょうが、オリジナルが英語のサービスであることから日本語情報の精度に欠けるところが現時点の欠点です。

●AIといえば、身近なところではAmazonEchoなどの音声アシスタントやホテル予約サイトにあるチャットボットも用途限定のAIです。
しかしChatGPTの出現は、人間の相談相手になってくれるだけでなく、文書の要約や自動作文などの分野にも用途が広がり、企業経営者にとっては戦略立案の相談相手にまでなってくれます。

●医療分野ではすでにChatGPTの活用が始まっています。過去の医療文献を分析し、病気の診断や治療方針の提案を行っているといいます
教育の分野でも活用されています。ChatGPTを活用することで、教材の自動生成や教育の個別化が可能になりました。ChatGPTを活用することで、学生(利用者)との自然な会話を行うことができ、学習効果を高めることができます。

●更にはメルマガ原稿やホームページ原稿、デザイン、プログラミング、セミナーや本の章立て、漫才や落語のネタなど用途は限りなく広がってきています。

●私も近々、ChatGPT講座をやるつもりです。

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★YouTube【GPTと人間の共存する未来】
Chat-GPTの解説や活用方法、AIを使った教育、web3とGPTの新たな関係性などを解説します
 → https://youtu.be/NQ8MWozCI6Q

★日経ビジネス「ChatGPTの衝撃」
 → https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00537/

★日経クロステック
【執筆アシストから法律相談まで新サービス続々、ChatGPTを上手に
 使うための勘所】
 → https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/07831/