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ウィークリー雑感

※毎週木曜日はもろもろの情報や雑感をまとめてお届けする日です。

■今年の目標

毎年の重点目標に必ず入るのが「仕事&経済」と「健康&身体」、
そして「読書&リスキリング」に関する目標です。今年もそのあたりにフォーカスし、
例年の10大目標ではなくあえて5大目標に絞りました。

1.健康力倍増
  (健康的なフィジカルの上に健康な頭脳と心が宿る)
  体重○○キロ(10キロ減)
  ウエスト○○センチ(13センチ減)
  徒歩5,000歩以上(30分以上のウォーキング)、16時間断
  日に2回のストレッチ、間食は果物orナッツに限定
  コーヒー、コーラの代わりに「柿の葉茶」「桑の葉茶」を愛用
  とりあえず三ヶ月集中してやってみてその後、再計画

2.仕事力強化
  内部では人材の育成と権限移譲
  外部とは連携強化を一段と進める
  それらの結果、20%アップの業績を達成する
  そのための活動詳細(割愛)

3.武沢ファンド(投資資産)の運用額を○○%アップする
  今年も米国株と日本株で運用する。保有株以外にも有力な銘柄がいくつかあるため、
  保有割合は臨機応変に変更しトータルで○○%アップを達成する

4.良書を毎日1時間読む
  「量よりも質」、プライベート読書ではスローリーディング重視
  「読書メーター」で記録を付ける

5.人材育成と生産性
  今私がやっている仕事の一部をスタッフに任せるか、場合によっては、その仕事をやめ
  てしまう。これから私がやるべき仕事の質量を考えたら、少なくとも仕事の三割は
  移譲or廃止が必要上半期中にそれをやり終える

●昨年までは「家庭&家族」の目標も入れていましたが、全員が独立したため外しました。今後はかじられても良いようにスネは鍛えておきますが、とりあえず御役御免です。
「娯楽・趣味」の分野はあえて目標設定せず、上記5大目標のご褒美で手に入れることにしました。

■「風が吹けば桶屋が損する」発想

江戸時代からの言い伝えでは「風が吹けば桶屋が儲かる」わけです
強風で砂埃が舞うので盲目の人が増える。その結果、あん摩が増える。
すると三味線が売れる。三味線はネコの皮でできているので、ネコが減ってしまう。するとネズミが増える。ネズミが増えると桶がかじられ、桶屋が儲かるというロジックです。

しかし最近は、そうならないことが増えているのです。
・風が吹いたのに桶屋は儲からない
・風が吹いたら、意外なことに桶屋が潰れてしまった
といったことが起きています。

少し前の話ですが、
10月13日、米労働省は9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で8.2%上昇したと発表しました。インフレ緩和への期待が打ち砕かれたわけです。インフレの番人「FRB」が一段と金利を上げることになり、株式は下落することが予想されます。誰もがそう予想し、案の定、翌日の株価は下落して始まりました。
ところが・・・。
寄り付き直後こそ2%下落したものの、すぐに反発を開始。結局その日は3%高で取引を終えたのです。

●インフレが収まっていないのに株価が上がる。この衝撃的な出来事は投資家に不安と希望を同時に与えました。

「こうすれば必然的にこうなる」というロジックが崩壊し、何が起こるか分からない株式市場になったのです。
昨年の今ごろ、百戦錬磨のウォール街のアナリストやヘッジファンドのマネージャーたちが異口同音に言っていたことを思い出してください。

・エネルギー株の上昇は一時的なこと。化石燃料の利用は将来的に減る一方なのでエネルギー株への投資はおすすめしない。
<しかし現実は>
 昨年一年間、エネルギーセクターだけが上昇し他のセクターは全滅しました。

・今年(2022年)はNYダウもNASDAQも6%から11%上昇するだろうというアナリスト予想でほぼ一致していました。
<しかし現実は>
 NYダウは7%以上、NASDAQは32%以上も下落しました。

・ロシアのウクライナ侵攻の可能性があることから有事には金(ゴールド)とビットコインへの投資が効果的であるというのが定説でした。
<しかし現実は>
 インフレが高進する中、金の価格は年初から9%、ビットコインに至っては50%以上下落したのです。

●予想は外れることが多いものですが、専門家予想の真反対になるケースが増えているのです。米国のあるメディアによれば、「私たちは次の短期的な利益を追うとき、血液中のアドレナリンが増加し次の展開が読めると錯覚してしまう」といいます。

●「今年はこうなる」という仮説やシナリオをもつことは悪いことではありません。しかし予測を過信すると痛い目にあうのが昨今の経済です。