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スマホ依存とデジタル健忘症

今日のYouTube新作

■めざせ!4K企業。そのためにすべきことは何?

高成長・高収益・好財務・好待遇、これら「4K」を実現させるためにすべきことは
何でしょうか?それぞれの戦略をこの動画で解説します! 

スマホ依存とデジタル健忘症

●数年前、居酒屋にて。

「生中3、ウーロンハイ1、梅酒1、枝豆3、手羽先3、刺身の盛合わせ2、湯豆腐2、とりあえずそんな感じで。あ、生中を一つ減らして2に変更、ハイボール濃いめ1追加。あ、おしぼりが一個足りないから至急もってきて」
「はい、かしこまりました」とメモも取らず平然とさがっていく店員。

客A「おい、あの店員大丈夫か?全然メモとってなかったぞ」
客B「みてみて、あの店員さん、よそのテーブルからも追加注文を受けてるわよ」
客C「これでひとつも間違わなかったら、彼に記憶の秘訣を教えてもらいたいね」

●数分後、注文した品がすべて揃ったのをみて一堂は拍手していた
客Cは先ほどの店員を呼んで記憶の秘訣を聞いた。すると店員は平然とこう言い放った。

「五つや六つのテーブルなら同時にすべての注文を憶えられますが、それ以上になるとちょっと自信ないっすね。いちいちメモしたり、注文をその場で確認したりしている先輩もいますけど、はっきりいって能率が悪い。記憶力はゲームでどれだけでも鍛えれますよ」

客C「ゲーム?」
店員「はい、僕が中学か高校のころ『居酒屋の井上』が流行ってて、パーフェクトを
   取りまくってました」
客B「それってゲームの名前?」
店員「はい、ノンスタイルの井上さんにそっくりな店員がお客の注文を記憶するという
   ゲームです」
客A「もともと記憶には自信があった方?」
店員「いえ、ゲームでもミスだらけで平均以下の成績でした。飲食店で働きたいとそのころ
   から思ってましたし、お客さんを記憶で驚かせたいと思ってましたんで、
   夢中でゲームしてたら半年もせずにパーフェクトが連発できるようになりました」
客C「うちの部下にも聞かせてやりたいわ」

●最近はスマホやネットのおかげで「ググれば」すぐに答えが出る
またとりあえず文字や音声でメモしておけばあとからいつでも呼びだせるので記憶する必要もなくなった。メモしたことさえ憶えておけば大丈夫なのだ。

●その結果、私たちは自分で考えることや憶えることをしなくなった。
スマホという第二の脳に依存することをおぼえてしまったのだ。その弊害が『デジタル記憶喪失』、『デジタル健忘症』などと呼んで、スマホがないと何もできない人が増えている。頭脳というものはたまには煙がでるくらいフル回転させてやらないと鈍っていく一方だ。

●そもそも人は加齢とともに物忘れが進む。それもひとつの自然現象なのだが、脳の老化はすこしでも食い止めておきたいもの。
こちらのサイトではあなたの頭脳がさび付いていないかどうかを確認してくれるので一度チェックしてみよう。必要によっては脳の若返り策を講じる必要があるかもしれない。

★「デジタル健忘症」チェックテスト
  → https://blog.kaspersky.co.jp/digital-amnesia/
(晃)