★推薦図書★

私がつよい影響を受けた50冊 その2

本の紹介ではなく、事実として私が読んで影響を受けた50冊をあなたにご紹介するコーナー。
好みも価値観も異なる方にとっては何の参考にもならない可能性もあるが、私の前半生の総括も兼ねて整理してみた。
前回(2/22)は【カテゴリー1】として、子どもから学生時代の私を本好きにさせてくれた6冊をご紹介した。
今日は【カテゴリー2】をご紹介する。

【私がつよい影響を受けた50冊】  Ver.2022.2.22

■カテゴリー2.人生の生き方を教えてくれた16冊

7.『ライフワークの育て方』 井上富雄(絶版) 24歳

当時話題のベストセラーだった。
24歳にして初めて読んだビジネス書が本書。
挿絵も効果的でスラスラ読めた。
人生25年計画をつくって毎年お正月にチェックする著者のやり方が書いてあった。
ノートとボールペンと定規を買ってきてアパートの一室で連日連夜、人生25年計画づくりに没頭した。
結婚と独立は計画どおりになったので、ある意味で人生に直接的な影響を与えてくれた一冊。
もしこの本に出会っていなかったら人生は変わっていただろう。

8.聖書(キリスト教バイブル) 32歳

30代のころ、旧約聖書を2回、新約を3回ほど通読した。
道後温泉の近くにある教会までフェリーと坊っちゃん列車を乗り継いで通っていた時期もある。
そのころの信仰体験が人生にどのように役立ったかを言葉にするのは困難だが、知性を超えた世界が確実にあることを知った。
聖書を読んでからは海外の映画や本で神の話題がでたときに感じていた違和感が消えた。

9.SMIプログラム ポールマイヤー著 (SMIジャパン) 31歳

これは本ではなく教材だが、私が買った教材のなかで一番高価なものとなった。
(最初は30万、のちに合計すると200万円ほどか
キリスト教をベースに現世利益を追求するための新思想(ニューソート)の流れを汲む教材だが、積極思想や目標設定と行動計画づくりのノウハウなど、学校教育でも子どもたちに教えてあげたいことが体系化されていた。
今も私の体内にSMIの教えが脈打っているので、31歳でよく投資を決断できたと思う。

10.『人を動かす』デールカーネギー 26歳

社会人になって真っ先に困ったのは人間関係の対処法だった。
自分が何者なのかも分からないうちに世代を超えた大勢の人たちを理解する必要があるし、一緒に仕事をするわけだ。
そうした人間関係の戸惑いや気づかいの方が本来の仕事よりも大変で、アパートに帰ると一人思い悩むこともあった。
そんなとき読書好きの先輩がすすめてくれたのがこの本だった。
先輩とは毎週2~3回、ファミレスで夕食をご一緒したが毎回の話題は本のことと、先輩から聞かされるグチだった。
それはさておき、この本をきっかけにして自己啓発分野の本にのめりこんでいくことになるので、とても思い出深い一冊である。

11.『道は開ける』 デールカーネギー 26歳

「人を動かす」を読めば自動的にこの本に行き着く。
誰もが抱える悩みというものとどうつきあうべきかが書かれていた。
私は一晩寝ればいかなる悩みもポジティブなエネルギーに変える方法を知っているが、根が真面目な人は抱え込みやすい。
そんなとき本書が近くにあればきっと救われるのではないかと思う。
ただ『人を動かす』があまりに鮮烈な印象だったので本書のインパクトはそれに比べると半分ほどだっただろうか。

<明日につづく>