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「メタバース」は一過性か?!

「メタバース」は一過性か?!

●2000年代前半に世界中で流行した仮想空間「セカンドライフ」。
「今池(名古屋の地名)を300万円で買おうかどうか迷っている」と知人が話していたのを思い出す。
その後、あっという間にブームが過ぎ去って、「買わなくて良かった」と知人が笑っていた。
だが「セカンドライフ」のサービスは今なお続いているようだ。

●話題の「メタバース」もそれに近いが本質的なところで大きく異なる。
「セカンドライフ」は仮想空間に人々が集い交流するのが目的だった。
「メタバース」にもそのような側面があるが、もうひとつ見逃せない点は、仮想の空間に現実を持ち込めるところ。

●「セカンドライフ」から20年近い年月が流れた。
その間のテクノロジー進化は目を見張る。
VRヘッドセットを使うことでよりリアルな空間や人間に近いアバターで表現できる点も昔のセカンドライフとは大きく違うところ。

●「ゲームの後追いじゃないですか」「絶対うまくいかなない。どうしちゃったのザッカーバーグ」「1兆円投資するらしいが、超もったいない」など日本のオピニオンリーダーたちから批判続出のメタバースだが、あなたはどう考えておられるだろうか。

★ABEMAニュース(YouTube)

●そんなメタバースに関して今朝、ビックリするようなニュースが飛び込んできた。
「今池を300万円で買う」なんて牧歌的な話ではなく、もっとスケールがでかいのだ。

・・・
米国で最近話題の不動産市場は、風光明媚な沿岸部や温暖な南部の都市ではない。
ゲーマーが集い、デジタル不動産の売却価格が過去最高額を記録しているメタバースだ。
・・・
(ウォールストリートジャーナル見出し 2021/12/1)

●こんなショッキングなタイトルで報じられたのは次のような記事
現実世界の暮らしをシミュレーションできる「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」や「Decentraland(ディセントラランド)」などの仮想世界でいま、デジタルな土地を取得する投資会社が増えているというのだ。
こうした仮想空間の家や店舗を買ったり借りたりして、そこでデジタルコンテンツを販売して収益をあげる狙いだ。
集客が増えることで不動産価値が高まり、土地の転売で収益をあげることができるのもリアルと変わらない。

●メタバースにも不動産開発デベロッパーがいる。
リパブリック・レルムもそのうちの一社で、同社が11月30日、サンドボックス内の土地を430万ドル(約4億8800万円)で取得したと発表した。
れは仮想空間の不動産では史上最高額だ。

★リパブリック・レルム社
 → https://www.republicrealm.com/

●「マンハッタンに街がつくられ始めていた250年前にその土地を購入するようなものだ」とメタバース関係者。
“今池の友人”は今回、まだ何も言ってこないが今回の「メタバース」は一過性のブームでは終わらない気がする。

●そこで、今日のおすすめ情報!

12月のがんばれ!社長セミナーは「メタバース」と「助成金」をテーマにした二本立てです。

◆日時:2021年12月14日(火)19:00~20:20

◆内容
・第一部 武沢スピーチ(25分) 
「見えてきたメタバース関連ビジネスと日米注目企業」

・第二部 ゲスト講師(ライトアップ 事業責任者)スピーチ (45分)
助成金診断システム「Jシステム」のすすめ
本業の営業促進につながる「Jシステム活用事例」
引っ張りだこの人気講師・川上元様にご登壇いただきます。
・質疑応答、オンラインアンケート(10分)

◆参加費用:無料
◆主な対象者:経営者又は役員、経営幹部
◆注:最少催行人数5名を下回った場合は川上様の講義がライブではなく事前収録した動画になる予定です。

★参加申し込み⇒ https://ganbare.biz/comon/meta_joseikin/