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引っ越しを終えて

引っ越しを終えて

■9/23(木)午前8時25分
「うわぁ、ここまでやっていただいたのですか。めっちゃ助かります」
それが引っ越し会社のリーダーの第一声だった。完璧な事前準備だったと思う。引っ越し代金の精算を先にすませ、リーダーには3千円、二人のメンバーには1千円を包んだのし袋を手渡しし、ジュース代の足しにしてもらった。彼らの若さとこの少人数ゆえにあの値段で利益が出るのだろう。

■午前8時30分、自宅の荷物をトラックに積み込み開始。可能な限り荷物を減らしてあった。言い換えれば可能な限りのモノを捨てた。
「どうしても必要なら新たに買えばいいので迷ったら捨てよう」を合言葉に荷物を減らした。

■午前9時、積み込み終了。
親しかった近所の友人が集まってくれた。前日までに挨拶は済ませてあるが、あらためて挨拶を交わす。
午前10時、新居に搬入完了。その後、中区のオフィスに向かう。車で15分程度だ。

■午後12時30分、オフィスの荷物を新居に搬入。こちらも事前準備は完璧だった。本棚と机が大きいので新居に入るか心配したが、すんなり入った。
「この机、どこに置きます?」とリーダーが聞いてきた。
「あ、そうね、どうしようか」と私。
「ピクチャーレールがここにありますから、おそらく時計をかけるならこの壁面でしょうね。コンセントもここにあるということは、机はこの向きにこう置くのがベストと思われます。となると、本棚はこうですね」

■こうして家具の配置も瞬時に提案してくれるので頼もしい。
業者が帰ったあと、全員が手分けして後かたづけをした。結局この後かたづけなるものは、新居のモノの置き場所を決めるだけでなく暮らし方も決めることになるため、サクサクと進むものではない。
ああでもない、こうでもないと話し合うことになるので、三日経ったいまでもまだ二割ほどの梱包が残ったままだ。
「引っ越しを終えて」と今日のタイトルに書いたが、段ボールがすべてなくなるまではまだ引っ越しは終わっていないと思っている。