「網走番外地」と私
●映画『網走番外地』の一作目は白黒作品だった。
主演の高倉健が
そもそも同時上映作
●初公開されたのが1965年4月。
私が11歳のときである。
子
「暗い映画」という印象があるのは白黒映
●冒頭に極寒の網走駅が映し出され、囚人たちを乗せたトラックが
縄手錠につながれて続々と刑務所入りする場
●だが大人になって気が変わった。
「博物館 網走監獄」が1983年にできたこともあって網走に一度行ってみたいと思うようになり、Wish-Listにそう書いた。
そ
●網走駅に到着。この駅のホームで『網走番外地』の冒頭シーンが
興奮していたのだろう。
私は駅前でタクシーに乗り込んだのだが、
目的地を「博物館 網走監獄」と告げるべきところを「網走刑務所へ」と告げていたのだ。
「わかりました」と運転士。
沈黙がつづくタクシー車内。
刑務所の
「面会ですか?」
●自分の誤りに気づいたがここまで来て「間違ってました」とは言
「いえ、ちょっと所用で」
そう口を濁し、刑務所の正門前で降りた。
まさか塀の中へ入れても
「取材で来ました」と言い、写真を何枚か撮らせてもらった。
記念
そのときの写真
★網走駅と網走刑務所前での画像(かなり太っているが)
https://www.facebook.com/photo
●いまでこそ囚人の処遇も改善され、門の脇には花壇があった。
施
デジカメを受け取ったあと私が立ち尽くしていると「あそこに休憩
行ってみたら土産の品を売っている喫茶
無論、私以外誰もいない。
囚人の人たちがつくった手作り
●夜も暮れてきたし次の日は観光タクシーで知床へ向かう予定があ
結局、「博物館 網走監獄」に行くことはできなかった。
痛恨の極みではあるが、もう一度出直してこいという意味だろう。
次に機会が
●映画『網走番外地シリーズ』は1965年から72年にかけて1
シリーズ序盤から中盤は一世を風靡する作品となり、高倉健
このシリーズは東映に
●この『網走番外地シリーズ』には様々なエピソードに満ちていて
続きは明日、書いてみたい。
エピソードのニュースソースは永ちゃん(矢沢永吉)と健さん(高
楽しい原稿が書けそうだ。