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相手を心から讃えられるか

投稿日:2021年7月29日 更新日:

相手を心から讃えられるか

●礼に始まり礼に終わる日本武道。
勝っても負けても相手を称える真のスポーツマン精神が日本の武道にある。
今回の五輪で柔道をみていてあらためて武道の魅力を感じるが、一部の競技ではあからさまに競技相手をののしったり、握手を無視する行為があるのは残念だ。

●自転車屋を経営しながらオーヴィルとウィルバーのライト兄弟が飛行機の研究をつづけ、ついに有人動力飛行の実験に成功したのは有名な話。
彼らも賞賛されるよりも先に、無視され、批判された。

●時は1903年12月17日、場所は米国ノースカロライナ州キティホーク近郊のキルデビルヒルズ。
「キルデビルヒルズ」、直訳すると【悪魔を殺す丘】となる。
何とも物騒な地名だが、ここで造るラム酒が「悪魔を殺すほど強い酒」だったことからそのまま地名になった。

●ライト兄弟が実験を続けている間に何人ものライバル研究者たちが飛行実験を各地で繰り返していた。
今のようにシミュレーション技術が発達していないため、自らが搭乗して飛行実験を繰り返す。
失敗は即、死につながる。
事実、多くの学者や冒険野郎たちが実験で亡くなっていた。

●ライト兄弟の実験成功後、有人飛行機の開発競争が本格化する。
だが、当時の人にとってまだ飛行機に乗ることは「冒険」の一種だった。
その後、第一次と二次の世界大戦で軍人輸送や物資輸送に飛行機が使われるようになり、一気に飛行機製造のノウハウが高まっていく。

●その後、航空技術は発達しつづけ、いまや飛行機で事故にあう確率は自動車事故よりはるかに低い。
「飛行機がこわい」という人には「自動車よりはるかに安全」という事実を教えてあげよう。

★航空事故(ウィキペディア)
⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AA%E7%A9%BA%E4%BA%8B%E6%95%85

●ライト兄弟の有人飛行実験は、人類悲願のものだけに大いに賞賛されてしかるべきものだった。
しかし、成功直後の彼らは賞賛されるどころか批判され、ウソつき呼ばわりされている。
「物理的に不可能だ」という意見や、「証人がいない。いても、証拠がない」などと批判された。
新聞社に実験成功を知らせてもとりあげてくれなかったほどである。

●さて先日、ジェフベゾス氏をのせたブルーオリジンのロケットが宇宙旅行を終えて無事帰還した。
10分程度の短い旅行だったが、民間企業による初の有人宇宙旅行として称えられるべき偉業だ。

●しかしアメリカの国会議員バーニー・サンダース氏はこの成功をツイッターで皮肉った。
「地球上で最も豊かな国で、国民の半分が給料日まで食いつなぐ暮らしをしていて、医者に行くのもままならない──でも、世界一の金持ちたちは宇宙に行く!」

ニューヨークのデブラシオ市長はメディアを前にしてベゾス氏をからかった。
「本物の宇宙飛行士は税金を払っている」

●署名サイトではベゾス氏に対して「宇宙から地球に戻らないで」という署名集めが行われ10数万人が署名したという。
敵対関係にある者、あるいはその代弁者などがやっかみも交えてこうしたことをするのだろうが、他人の偉業を素直に称える国といわれるアメリカがこの様である。
賞賛よりも批判の方が多く伝わるのは100年前のライト兄弟のときと変わっていないのだ。
ベゾスの宇宙実験を批判する者に、宇宙へ行く権利はないし、衛星放送や衛星通信を利用する資格もないと私は思う。

●そんななか、我が意を得たりという記事がYahoo!ニュースにアップされた。
「誰もが応援すべきだ」という意見だ。
アメリカ人学者によるものだが、素直に称え応援しようという考えこそ今のアメリカに、いや日本や世界にも求められている。

★Yahoo!ニュース
大金持ちの「宇宙挑戦」を無駄遣いと批判せず誰もが応援すべき理
⇒ https://news.yahoo.co.jp/articles/ed5d8c5f4c07b129d95819ab9b36b0993c5e62e7

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