宥座之器(ゆうざのき)
●先週末は10ヶ月ぶりの東京出張だったが、まさかの大雨被害で
結局土曜日の夜の新幹線は運休にな
強い雨にはみえなかったが、降
熱海で土砂災害にあわれた方々にお見舞い申し上げたい。
●さて先週土曜日は千葉県柏市を訪れた。
公益財団法人モラロジー道徳教育財団で行われた「道経一体経営講
一昨年まではこの会場に全
今年はオンライン学習システムを導入し、テレビ局さながらに3台
●10人程度の関係者が聞いておられるとはいえ、カメラを前にし
だがYouTubeで多少は慣れているので、力
幹部の皆さんとの昼食会のあと、事務局の方にモラロジーの創始者
●新しい何かを知るたびに、まだ知らないことがどれほど沢山残っ
記念館のなかで、「宥座之器」(ゆう
●壺がくさりにつながってぶら下がっている。
空っぽの壺は宙ぶら
そこに水を
だが水を8分目か9分目程度まで注ぐと不思議なことにバランスを
●これを儒教では「虚なればすなわち傾き、中なればすなわち正し
つまり、満ちて
「廣池千九郎記念館」でみた実物の宥座之器(ゆうざのき)。
私は
●「宥座之器」(ゆうざのき)は孔子の時代にはすでにあったよう
「あえてお尋ねします。満ちた状態を維持する方法はあるのでしょ
すると孔子はこう答えた。
●「賢い者が愚を装い、実績が天下に鳴りひびくときには謙譲にな
●水が満ちることが問題なのではない。それによって慢心したりお
「抑損の道」といわれるそうした心が
普通の人が1リットルで転覆するところが、器の大きな人は10リ
●これはすごい。
YouTubeで皆さんにご覧いただこうと動画
帰り道でそれを知ってショッ
ぜひそちらをご覧いただきたい。