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風雲急をつげる仮想通貨

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風雲急をつげる仮想通貨

●仮想通貨交換業の世界大手バイナンスが英国でサービス停止措置を受けた。
英国金融当局の許可を得ずに営業していたことへの制裁措置だが、仮想通貨業界全体への締めつけとみるむきも多い。

●ビットコインの普及に積極的なCEOといえば、モバイル決済の大手Square(スクエア)のジャックドーシーとTesla(テスラ)のイーロン・マスクだろう。
ジャックドーシーはTwitterのCEOも兼ねているが、その二人が7月21日にオンラインで対談する。
テーマはずばりビットコインだ。

●影響力あるこの二人がビットコインを擁護する発言をすれば、低迷するビットコインがふたたび息を吹き返すことになる。
彼らに同調するオピニオンリーダーが増え、自国通貨にビットコインをつかう国が増えていく可能性もある。
そういう点で6月下旬のこの段階では否定派が擁護派を土俵の徳俵まで押し込んでいるが、7月21日以降は逆転しているかもしれない。

●だからといって今すぐビットコインに投資するのは危険だ。
最近、ちょっと気になる騒ぎが起きた直後でもあるし。
ブログやTwitterで影響力があるイケハヤことイケダハヤト氏が30万人超のフォロワーがいるTwitterを閉鎖したのだ。
閉鎖せざるを得なくなったというべきか。

●事の発端は氏のツイート。
6月16日にあるマイナーな仮想通貨を紹介し、「マジで錬金術が発明された歴史的イベントかもしれません」と買い煽りとも受け取れる発言をした。
事実、その通貨は1か月で数十倍に高騰しており、その日の値段は64.19ドル。
イケハヤ氏のファンであれば飛びついて買ったのかもしれない。

●だが皮肉なことにその日の深夜から暴落が始まり、翌日に付いた値段は0.000000015109ドルだった。
仮想通貨は24時間取り引きされているし、株のような値幅宣言やサーキットブレーカー(急激な値動きで取り引きを停止する措置)がない。
どこまでも上昇するし、果てしなく暴落することもある。
今回の場合は悪い方の結果になった。
イケハヤ氏のツイートのときに比べて価格が42億分の1になってしまったのだ。
たった一日で。

●私はこのニュースをみながら電卓をたたいていた。
42億円投資した人は1円になった。
1億投資した人は0.023円になった。
100万円投資した人は0.00023円になってしまったことになる。
こんな詐欺のような通貨が存在すること事態がいかがわしいが、ビットコインをはじめとするまじめな仮想通貨に失礼である。
だが法整備が追いついていない段階ではこうしたことが起こり得るので私たちも情報を鵜呑みにしない賢明さが求められている。

★ソース (Yahoo!ニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6aa7391d34c3414d4323739b8b2a04a88ce305e