個の時代は個性が売れる
●今から思えば信じられないことだが、40年ほど前にTシャツブ
当時スポーツ用品店で店長をしていた私は、「Tシャツ売
ブランドや色、デザインはなんでもよい。
あればいいという「品種充足の時代」だった。
●その後、特定のブランドや特定のデザイン、カラーが人気になっ
それから外れたものは見向きもされなくなった。
「アディダスの靴
品種ではなく、品目が売れる時代になった。
●その後、ブランドにこだわらない賢い消費者が増えた。
無印良品
品目ではなく、品質やスタイルが売れる時代になった。
●最近はネットやテレビでお気に入りの店や個人、品物をみつけだ
個性が売れる時代である。
●作り手は「MAS」(大量、大衆)を相手にはできなくなった。
いままで「MAS」だけを相手にモノづくりしたり、「MAS」だ
やり方がわか
●その点、最初から「MAS」を相手にしてこなかった中小企業は
事業を再構築する必要があるり、大企業に依存せず自ら
●歴史小説家の司馬遼太郎は、「精神体質」という妙なことばをつ
・・・
おかしなことですけれども、小説好きの少年期を送っていな
ある時、開きなおってしまって、好きな作家があれば小説などとい
このことは、い
自分が読みたいものを書く、つまり自分に似た
自分およびその人たちを読者にしていけばいい、それ以外の読者を
もっと
『司馬遼太郎の世界』(文藝春秋編)
・・・
●この司馬の考え方はあらゆるビジネスに当てはまる。
自分が読みたいものを書く、というくだりを飲食なら自分が食べた
ものづくりやサービスであれば、自分が使い
自分によく似た気質や嗜好をもった人
そこをターゲットにビジ
●幸い、インターネットというすごいインフラがある。
20年前ま
スマホ、タブレット、VR、Apple Watch、といった優れた端末も普及した。
あとはあなたの出番。
活字でもイラストでも音声でも映像でも
ネットだから結果はすぐでる。
●反応がないのであれば、発信力を疑うより発信しているものにニ
市場が敏感に反応するまで売り物に
個の時代は個性が売れる。
つまり、個の時代は個性がないと売れな
まずは全国にいる1,000人に届けよう。