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米中4K企業リスト作成中

米中4K企業リスト作成中

●昨日の記事に対してメール。
「雑誌読み放題アプリを利用した方が安上がりですよ」というご指摘を複数の方から頂戴した。
たしかにその通りで、私も「楽天マガジン」と「dマガジン」を購読しており、このふたつがあれば雑誌はほぼ用が足りる。
昨日ご紹介した雑誌もすべてこれらのアプリにあるので私からもおすすめしたい。

●さて昨日のつづき。
2年半前の2018年7月19日号のメルマガで私は「投資できるアメリカ企業14社」と題して米国注目株14社をご紹介した。
それらの会社の株価がどうなったのかを確認してみよう。(株価単位は米ドル)

             18/7/19株価 21/4/16株価 上昇率

1 アマゾン・ドットコム  1,812.97  3,399.44   87.5%
2 アルファベット     1,199.10  2,282.75   90.4%
3 フェイスブック     208.09   306.18    47.1%
4 エヌビディア      252.03   636.50    152.5%
5 テスラ          64.05   739.78   1055.0%
6 アドビ・システムズ   257.68   525.08    103.8%
7 マリオットホテル    133.20   148.63    11.6%
8 ドーバー         78.12   140.57    79.9%
9 TALエデュケーション   40.80   59.36     45.5%
10 シェイク・シャック   68.61   116.78    70.2%
11 マリンクロット    20.66     0.75    -96.4%
12 グローバル・ペイメンツ 117.08   217.80   86.0%
13 アカマイ・テクノロジーズ  78.24  105.96   35.4% 
14 シーナ(中国株)    82.94    43.26   -47.8%

 合計         4,413.57   8,722.84   +97.6%

●14銘柄の平均で+98%上昇した。テスラにいたっては11倍になっている。
「11」「14」以外はどれも成功した。
テスラやエヌビディアの成果には胸が張れるし、アドビの高パフォーマンスにも驚いた。

●これは「米国株四季報」の中から、高成長・高収益・好財務・好待遇の4条件を満たす企業を4K企業と名付け、リスト化したもの。
厳密にいうと、4Kではなく3Kや2Kでも卓越したものがあればリストに入れている。
たとえばAmazonは当時もいまも2K企業なのだが、突出した強みをもっていることや足りない2Kも時間の問題で満たされることがリスト入りの理由だ。

●反対に、一過性の理由でたまたま4K入りした企業は省いた。
えばM&Aによって売上げや利益が急伸した会社や、巣ごもりなどのコロナ特需で伸びたところなどだ。

●今月は「米国株四季報」「中国株四半期速報」の最新号が発売されたこともあり、現在、米中の4K企業リストづくりに取り組んでいる。
来週には完成予定で、GW入りする直前に発売できる予定。
題して「2021に注目したい米中4K企業企業レポート」

上記の14社をご紹介して以降の2年半で世界の様相が一変した。
投資に役立つだけでなく、今後のビジネス展開のヒントにもなるはずなので、完成の暁にはあなたもチェックしていただきたい。