エンゲージメントを高める

■がんばれ！社長の『富裕層レポート』Vol.3 （2021年2月号）

新発売！めざせ富裕層（資産1億超）。

会社経営に「経営計画書」が、個人に「人生計画書」が、そして投資家に「投資計画書」が必要です。
10年あれば富裕層入り可能。
今年株価倍増が狙える特選20銘柄も載せました。
なんとそのうちのE社は年初からすでに株価倍増しています。

＜富裕層レポート2021年2月号の内容＞

１．ゼロから10年で富裕層入りを目ざす方法
２．最低でも年率30％の投資成果、できれば50％超を目ざす
３．暴落？　むしろ歓迎。そのワケは・・・
４．最近どんな株が値上がりしてる？
　　　「日米中：2020株価上昇ランキングベスト１０」
５．IPO投資の現実と可能性
６．外国株に強くなる方法
　　　GoogleChromeの「翻訳機能」を使いこなす
７．2021年株価倍増が狙える「日米中20銘柄」
　　　　　　次のApple、明日のAmazonはどこか
８．あなたの投資目標を決める
　　　「2021 私の投資戦略」書式

このレポートで、富裕層入りをロックオンします。
★富裕層レポート2021年2月号
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●2017年のギャラップ調査で日本人のやる気が最下位クラスという結果が出た。
調査対象139ヶ国中で137位という屈辱の無気力ぶりが判明したわけだが、いったいいつから日本人はそこまで低評価されるようになったのか。

エンゲージメントを高める場のつくり方 (DOBOOKS)

●初めてこの結果をみたとき、どこの調査会社だか知らないが、そこまでダメの烙印をおされる筋合いはないと腹が立ったことを思い出す。
調査した外国人たちは日本人の本質を知らなさすぎる。
「僕はやる気があります」などと決して口には出さないが、やると決めたことは必ずやりとげる責任感や使命感が日本人にはある。
だからこんな調査結果なんて無視すればいいと事実しばらく無視してきた。

●だがその後、「Q12」（キュートゥエルブ）なるものを知った。
ギャラップ社がやる気調査のときに用いた12の質問である。
この質問の秀逸さに私は言葉を失った。
この12の質問に対して日本が137位だというのなら、それはひとえに日本人の資質が低いわけではない。
帰属意識（エンゲージメント）を高めさせていない経営者や現場リーダーの問題であることが分かったのだ。
だったら謙虚にこの調査結果を受け止めて、今後の経営に活かせばよい。
そう考えるようにした。

●解説はあとにして、まず以下の12の質問に回答してみてほしい。
あなた自身のエンゲージメントを問うことが先決だ。
採点基準は次の通り。

完全に当てはまる場合　　5点
やや当てはまる　　　　　4点
どちらともいえない　　　3点
やや当てはまらない　　　2点
完全に当てはまらない　　1点

●でははじめよう。

『Q12（キュー・トゥエルブ）』・・・エンゲージメントを測定する12の質問

私は仕事の上で、自分が何を期待されているかがわかっている
私は自分の仕事を正確に遂行するために必要な設備や資源を持っている
私は仕事をする上で、自分の最も得意とすることを行う機会を毎日持っている
最近一週間で、良い仕事をしていることを褒められたり、認められたりした
上司または職場の誰かは、自分を一人の人間として気遣ってくれている
仕事上で、自分の成長を励ましてくれる人がいる
仕事上で、自分の意見が考慮されているように思える
自分の会社の使命/目標は、自分の仕事を重要なものと感じさせてくれる
自分の同僚は、質の高い仕事をすることに専念している
仕事上で、誰か最高の友人と呼べる人がいる
この半年の間に、職場の誰かが自分の進歩について、自分に話してくれた
私はこの一年の間に、仕事上で学び、成長する機会を持った

●いかがだろう。
合計点が出たら、12で割って平均点を計算してみよう。
それが3.8を超えるとエンゲージメントは高い、3.6が平均点、3.2を下回ると要注意だそうだ。
私の経験でいえば、経営者は最低でも4点は欲しい。
4点を切るようなことがあれば、何らかの理由で本来の力が発揮できていないはずだ。
経営者の理想は4.5点以上であること。

●また、この点数の高低が業績の高低に正比例することも分かっている。
業績を上げたければ全社をあげてこの12項目を高めれば良いことがわかる。

あなたの知恵を総動員して『Q12（キュー・トゥエルブ）』の活用法を考えよう。