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「うちはブラック企業!」と大声で話す若手

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■今年創業者から二代目に承継されたサンリオの意外な祖業

株式会社サンリオの創業者は辻 信太郎氏(93)から孫への事業承継が今年行われたサンリオ。
実はスタート当初からキティちゃんがいたわけではありません。
1960年(昭和35年)の創業時は「山梨シルクセンター」としてシルクやぶどう酒など山梨の特産品を売っていたのです。
きっかけは花柄ゴム草履のヒットでした。
つづきは動画で。

「うちはブラック企業!」と大声で話す若手

※物語は実話ですが、組織名、個人名は架空のものです。

●「うちはブラック企業だからプライベートの予定が何も決められない。友だちが減っちゃった」
オフィスでひと目もはばからずそう語るのは入社3年目のフィールドエンジニア・金田君(27歳)。
事務機器のメンテナンスサービスを仕事にしている株式会社サンメンテナンスの20名の社員のなかでもっとも若い社員である。
経営陣も幹部も期待しているが、どうしてそんなことを言うのだろう?

●就業規則に定めた勤務時間は午前8時から夕方5時まで。
しかし、フィールドワーカーは朝早くに外出し、夕方まで帰社しない。
帰社後は報告書や見積書を作成するし、上司への報告や打合せもある。
要領よくやれば定時であがれるが、ほぼ毎日残業になる。
時には緊急事態で深夜作業したり、休日出勤を余儀なくされることもある。

●金田君は素直な男性で先輩受けもいい。
入社時によく面倒をみてくれた先輩女性の脇谷(50)から、いろんなことを教わった。
一番強い影響を受けたのは「うちはブラック企業。
役員は頭が固く、改善するつもりがない。
故意じゃないにしても、会社はブラックなのは間違いない」という言葉。
世間知らずの金田君はその言葉を鵜呑みにした。

●この脇谷という女性は彼女の先輩だった市宮を尊敬していた。
宮の口グセが「うちはブラック」だった。
先輩から後輩へ、うちはブラックと伝承される歴史があるようだ。

●社長は同友会の役員で労務改善の意識は高い。
しかし生産性が低く、一気に待遇改善するための原資がない。
毎年少しずつ改善してきていたが、不十分だったかもしれない。
社長が若くて元気なころは社員も若くて独身が大半だった。
辛いことがあっても一緒に酒を飲んで気勢をあげれば「面倒見のいい社長のために」と皆、がんばることができた。

●だが30年も経つと社長も社員も熟年・老年になる。
「社長のために」「お前らのために」という気概もなくなってきた
威勢がよく男気あふれる社員は会社からいなくなり、不平不満を抱えつつも転職する勇気がない社員が残った。
そんな彼らが「ブラック」と吹聴するようになった。

●そういう古参が若い新入社員に「うちはブラック」と吹き込む。
会社はこの10年以上、労務士の助言を受け入れて年々待遇を改善してきたにもかかわらず「うちはブラック」と言い続ける社員。

●社内で吹聴するだけならましだ。だが、脇谷にいたっては入社3ヶ月で実情もしらないのに労基署に匿名で電話した。
「うちはブラックです。残業代を満額払ってくれません。社員は酷使されています」と訴えた。
半年後に労基署の調査が入り、罰金支払いと是正勧告を受けた。

●サンメッセの栗山社長は長期療養中でいま会社にほとんどいない
社長の長男の栗山専務が会社を切り盛りしているが、専務もほぼ終日フィールドにいるので社員の声が直接耳に入ることはない。
日報と月に一度の全体会議だけがコミュニケーションの場になっている。
今回、金田社員がオフィス内で「うちはブラック」発言をくり返していると聞いて大いに驚き、本人を呼び出した。

●すぐに分かったことは、金田社員には悪気がまったくないということ。
周囲にいる社員への悪影響についても自覚がなかった。
むしろ、誤解していることがわかった。
「残業が多いこと=ブラック」「休日出勤がたまにある=ブラック」と思い込んでいた。
真のブラック企業とは法律違反を犯し、それを改善しようとしないことをいう。

●サンメッセのように毎年改善してきた歴史があり、これからも改善を続けようとしている会社はブラックどころかグレーでもない。
栗山専務は決意した。
うちで働くことの魅力や素晴らしさについてもっと語ろう。
過去、どのような待遇改善をしてきたのか、改善の履歴も語ろう。
経営計画にそれを載せよう。
これからも待遇を年々改善していく計画を経営計画に盛り込んで発表しよう。
そうしないと社員は無知ゆえの被害者意識ばかりが伝承され、社内から幻影が消えることはない。

●私は専務の決意を応援したい。
金田社員のように何も知らずに社内でブラック発言をするような行為は放置してはならない。
毅然と対処すべきである。

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