その他

四季報チェックの生産性が3,000倍に!

四季報チェックの生産性が3,000倍に!

●「会社四季報」は年四回発売される。
私はいままで、毎号とも一週間ほどかけて3800社の全企業チェックを手作業で行ってきた。

高成長、高収益、好財務、好待遇を実現している会社、つまり4K企業(武沢造語)はどれかをさがす。
その会社はなぜ好調なのかを知るために四季報を丹念に読んだりホームページの製品サービスコーナーやIR記事をチェックする。
時には社長が登場しているYouTube動画を確認し、販売している製品やサービスの資料請求をすることもあれば、マルタイの棒ラーメンみたく実際に買ってみる場合もある。

●そこまでして完成させた四季報解析レポートは毎回、好評でよく売れるし、私自身の知見向上に役立っている。
ただ、この作業の欠点もある。
単調な作業だけに眠くなる。目の疲れや肩こりもハンパない。
「スクリーニング」と言われる条件検索で調べれば良いかもしれないと考え、三年前に会社四季報オンラインの有料メンバーにもなったが、操作が複雑で使えなかった。

●ところが先週、異変がおきた。
灯台もと暗しとはこのことだ。
使い慣れているはずのSBI証券が、知らぬ間にすごく進化していたのだ。
知らない機能がたくさんアップされており、スクリーニング機能も大幅に充実していた。
これを使えば四季報分析は時間短縮が可能になる。
「可能になる」なんていうレベルではない。
毎回50時間かけていた作業が、たった1分でできるようになるのだ。
つまり、生産性は3,000倍に。

●うれしい気持ちが9割あるが、10年続けてきた作業をしなくて良いと思うとさみしさも1割ある。
生産性向上の敵はさみしさかもしれない。

●次回からはスクリーニングのお世話になるが、手作業のメリットもある。
それは日本の全産業で起きていることのあらましを理解できることだ。
「スクリーニング」では拾えない企業を発見できたり、拾えない情報を拾うこともできる。
なので全ページチェックはこれからも続けるが、その頻度は年に一度ぐらいにするなどして3,000倍とは言わぬまでも、300倍程度の生産性アップを計りたい。

●いずれにせよ、明日発売の「2020秋冬 最新4K企業&富裕層投資レポート」は手作業でつくった入魂作である。お楽しみに!