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俺の話をよく聴け!!

俺の話をよく聴け!!

●クソッタレども、俺の話をよく聴け!

諸君が今何歳かは俺は知らない。
だが何年かして必ず引退し、孫や曾孫に囲まれるときがくる。
そのときこう聞かれるはずだ。
「おじいちゃん(おばあちゃん)は若いとき何をしてたの?」

お前たちはそのとき語れる何かを持っているか。
「キョロキョロ人真似しながら生きてきたけど、これという事もできないまま年だけとっちまった」って言うのか。
そんなキョロマな話など、孫だって聞きたくないはずだ。

●クソッタレども、そのときは孫の目をまっすぐ見てこう言おうじゃないか。
「孫よ、よく聞け。おじいちゃん(おばあちゃん)はな、あの偉大なる○○会社をつくりあげたリーダーなんだ」と。
そんな勇敢な物語を聞かされた孫や曾孫は心が満たされ、魂が鼓舞され、ファミリーのDNAとしてそれが伝承されていく。
わかるか、そのことを絶対に忘れるな。そのために今、最善を尽くすんだ。

●いかがだろう。
スラングを交えたパットン将軍の演説は若い兵士を鼓舞した。
今日のメルマガの書き出しも将軍の演説風に書いてみたわけだ。
決してあなたはクソッタレなんかじゃない。

パットン将軍の演説の全文はこちらのサイトにある。

https://ganbare.biz/comon/kcf1

●さて先日、北海道池田町(帯広の近く)の経営者から「相談したいことがあるので会いたい」とメールがあった。
「いいですよ」とお答えしたらすぐに飛行機で飛んでこられた。
結果を出す人は総じて決断が早く正しく、行動も俊敏だ。

●「兵は拙速を尊ぶ」は孫子の兵法だが、計画や準備は不十分であったとしても迅速にうごくことができれば勝利する可能性が高い。
拙速」の反対は「巧遅」(こうち、巧みではあるが遅い)だが「巧遅」タイプの人は技能職に向いていても経営者や組織のリーダーには不向きといえる。

●自分の性格は変えられないと訴える人もいる。
たしかに持って生まれた気質は変えられないが、気質を覆いつくす環境性格や役割性格は変えられる。
好ましい自分に作りかえることは誰だってできるのだ
本人が変えたいと思いさえすれば。

●私は15歳まで自分でも驚くほど几帳面で真面目な性格をしていた。
人見知りは激しく、社交性も乏しかった。
教科書やノートは書棚にきちんと整理整頓され、ベッドに入ってからも腕時計や万年筆を所定の位置にまっすぐ置いたかどうか気になって何度も起きて確認した。

●そんな私がある日をさかいに変わった。
何が転機か分からない。
何かの出来事があったのか、出会いなのか本なのか。
理由は分からないが几帳面さはなくなった。
今は雑然としたデスク回りで仕事をしているし、はずした腕時計や脱いだ靴がどこに置いてあるかも気にならない。

●ただ几帳面で真面目な部分も残っている。
メルマガを毎日出し続けることにコミットメントしているのもそうだし、毎朝アプリをつかってその日のタスクを時間順に並べるようにしているのもそうした気質の表れだとおもう。

●話を元に戻そう。「兵は拙速を尊ぶ」のだ。
俊敏な決断と行動が経営者に必要で、そうした特性は後天的に学ぶことができる。
生まれつきの性格だって変えられるという話だ。
今日の締めは、再びパットン将軍にご登場願おう。

●よし、クソッタレども。
私の気持ちはわかっただろう。
いつも、どこでも、諸君のような素晴らしい読者とともに戦えたことを私は誇りに思っている。
以上。

そうだ、ひとつ大切なことを教えてやろう。
これが今日、俺が一番言いたかったことでもある。

今すぐ強引に実行する”ほどほど”の計画は、来週実行する”完璧”な計画に勝る。
そのことだけは絶対に忘れないでほしい。
以上だ。

・・・米国将軍:ジョージ・S・パットン・・・

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■あなたの会社の存在価値は決算書のどこに載ってる?

あなたの会社が世の中からどの程度必要とされている会社かどうかは決算書のどこを見れば良いでしょうか?
それは、粗利益です。
なぜなら粗利益は別名「付加価値高」とも言われ、付加した価値を金額換算したものだからです。
例えば、私はボトル飲料「がんばれ茶!」の専門店を経営しているとしましょう。