伝説のスピードスケーター

●20年以上前のことなのでご存じない方も増えていると思う。
スピードスケートの堀井学選手が大活躍したのは90年代のこと。
ワールドカップで総合優勝したりオリンピックで銅メダルを取るなど、日本中を沸かせたスピードスターである。
引退後は北海道議会議員となり、その数年後には自民党所属の衆議院議員になられた。

●忘れもしない2004年の5月、札幌でセミナーを行った際、最前列で聞いている人が堀井学さんにとてもよく似ていた。
休憩のとき歩み寄って確認したら案の定、堀井さんご本人であることがわかった。
友人の誘いで来たという。

●私は急きょ自分の持ち時間を減らして堀井さんに20分話していただくことにした。
突然のお願いで、しかもノーギャラながら堀井さんは快く引き受けてくださった。

●ほんの1～2年前まではスケート一筋だった堀井さん。
人前でスピーチするような経験はほとんどなかったはず。
なので私も堀井さんが体験されたことがらに興味があってお願いしたまでで、話し方の上手さについてはまったく期待していなかった。

●ところが堀井さんのスピーチは笑いのうず。
抱腹絶倒なのだ。
飄々とした語り口でありながら、笑いのツボをしっかり押さえておられる。
そして最後の落ちでは全員が泣かされた。

堀井さんはスケートが早いだけでなく、天性の能弁家だった。

今日のYouTube動画

【日本が生んだスピードスケーター】堀井学さんが私のセミナーに参加された時のお話

私は自分の持ち時間を減らして20分ほど堀井さんにスピーチしていただきました。
その内容がとても面白くて今も忘れられません。
堀井さんが懇親会でこっそり教えてくれたマル秘音声エピソードも凄い。