不可能な事は何だろう？それ以外の事は可能

●動画編集で時間を要すところといえば、ジャンプカットだ。
カメラは回っているが収録は止まっている無音時間をカットしたり、演者が言い間違いした箇所をカットし、自然に見えるようにつなぎ合わせる編集法のことである。

●編集ソフトによっては、無音部分を認識して自動的にカットしてくれる機能が付いている。
だが、演者が噛んで言いなおしたところを自動的にカットしてくれる機能はまだない。
もしそれができれば編集の生産性は飛躍的にアップすることだろう。

●昨日の動画をご覧になった二人の林さん（たまたま同じ苗字）からコメントをいただいた。

・（最後の最後に待っていた）意外なオチにおどろきました
・武沢さんも苦労されてるのですね、ボクもうんざりしながら噛んでいるところを編集しています（苦笑）

そうなのだ。
たしかにこの動画は笑えるようで笑えない珍妙なオチがついている。
オチを想定して収録したわけではないが、スタッフがそのようにもっていった。
普段、あまりにカットが多い私への警告かもしれない。
まだの方は “しっかり” 最後までご覧いただきたい。

★「何なら口べたでもいいし噛んでもいいし小声でもいい」

●「がんばれ社長！チャンネル」はもうすぐ半年になる。
企画も収録も編集も大幅にスキルアップし、スタッフに自信がでてきた。
今月から収益化も始まっている。
だが、まだまだだ。
登録者は1500名弱、一日あたり再生数は500回程度しかなく、とても満足できるものではない。}
少なくとも年内にはその10倍程度を狙っているわけで、これで良しとするのはまだ早い。

●ジャンルに関係なく今人気の動画は何か。
人気の理由は何なのか。
スタッフミーティングでそうした議論をしながら、今年の後半には新しい動画をお届けできるようにしたい。
年内1万人、3年後10万人、5年後50万人を達成しようとスタッフと話し合っている。

●「そんなの無理」とか「不可能では？」といった気分になることもある。
そんなとき私はアディダスのCMを思い出すようにしている。
イメージ画像はモハメド・アリで、こんな言葉が載っている。

・・・
「不可能」とは、自らの力で、世界を切り拓くことを放棄した、臆病者の言葉だ。
「不可能」とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。
「不可能」とは、事実ですらなく、単なる先入観だ。
「不可能」とは、誰かに決めつけられることではない。
「不可能」とは、通過点だ。
「不可能」とは、可能性だ。
「不可能」なんて、ありえない。
　IMPOSSIBLE IS NOTHING.
・・・

●この世の中、いったい何が不可能なのか考えていただきたい。
性別や年齢、国籍などで制限されているものや法律・規則・ルールといったもので制約があるものはやりたくてもできない。
例えば、次の大統領選挙（11月3日）に出たいとか、将棋のプロ目指して奨励会に入ろうと思ってもそれは不可能だ。
ミスワールドで優勝することも不可能だろう。
だが、総理大臣目ざして国政に進出することは可能だし、将棋のシニア名人を目ざすことだって可能だ。

●いま100万円の月商の会社が1万倍の月商100億円を目ざすことは可能だし、いま貯金が0円の人が1兆円の貯金を作ることも可能だ。
世の中、大抵のことは可能なのに、可能なことと不可能なことを自分自身で前もって決めてしまっていることが多い。

●1店舗しかない車検修理工場「小林モーターズ」（愛知県豊田市）の長男だった小林憲司さんが工業高校（自動車科）を卒業したあと父の会社に入社。
そして、いきなり「FC展開して車検のマクドナルドになる」と言い出した。
それを聞いた父は、ある意味、しごく当然のことを言った。
「バカもやすみやすみ言え」

●憲司さんが何度も同じことを言うものだから喧嘩が絶えなくなった。
のちに憲司さんが社長を継ぐとき便箋にこう書いた。

「1年間、赤字が続いたら、丸坊主になって生涯、父の奴隷となる」

ひと文字ひと文字に気持ちを込め、覚悟を示すため拇印（ぼいん）まで押した。
自分にけじめをつけるつもりだった。

●結局、一度も頭を丸めることなく今日にいたっている。
良い息子をもって幸せだと父も認めておられる小林社長は、所ジョージさんをCM起用したり、海外展開を始めたりと新たな「不可能」に挑んでいる。

「IMPOSSIBLE IS NOTHING.」（不可能なんてありえない！）

今日のYouTube動画

「不可能」と向き合うことで成長できる

「車検のコバック」の小林憲司社長は辞書の不可能の文字をマジックで消してしまっているそうです。
その諦めない姿勢が日本全国に500店舗以上の車検チェーンを展開できた要因でしょう。
不可能なんてありえない。
あなたは今どんな不可能に挑んでますか？