その他

Zoom利用 余話

●昨日号は【Zoom利用について思うこと】と題して私がリアルからZoomにシフトしていることや、「Zoomは危険」と読者から指摘されたことへの私の考えをお話しした。
賛同してくださるメールが多い中、絶縁状も届いた。
「武沢さんがこれからもZoomを使うかぎり私は参加しません」というもの。
私としてはどうしようもないので、ご自由に!と申し上げるほかない。

●これまで何度か【Zoomの使い方セミナー】をやってきたが、セキュリティは大丈夫ですかという質問が多いのは事実だ。
Zoom社の基本設計に緩さがあったのはZoomの社長も認めるとおり。
それは今後、強化されていくだろうが、使う側の設定に負うところも大きい。

●クリックするだけで会議室に参加できてしまう緩い設定にもできるし、パスワードを入力しないと入室できなくしたり、入室してもいったんは待機室に入ってもらうことにしたり、事前に氏名やアドレスなどを登録してもらうなど、何段階もの設定が選べるのだ。
私も最初は一番緩い設定でつかっていたが、セミナーでも使うようになってからは上から二番目に厳しいものに変更した。

●昨日もある会社とZoomミーティングし、かなりいろんな機能をレクチャーさせていただいた。

1.投票・・・Zoomの「投票」機能をつかってアンケート調査をリアルタイムで行う
2.ブレイクアウトルーム・・・いくつかの小部屋に別れて小ミーティングを行ってもらったのち、全体の部屋に戻ってきてもらう機能
3.ホストチェンジ・・・ホストである私が中座するのでしばらくの間、参加者のひとりにホストを変わってもらう機能
4.ホワイトボード・・・画面共有の際にホワイトボードを選び、そこに参加者の意見やアイデアを書き込んでもらう機能
5.ミーティングロック・・・予定していたメンバーが揃ったので、それ以降は新規メンバーの参加を防ぐ機能
言い出せば切りがないほど細かいことがたくさんある。

●一人Zoom会議で練習できることもあるし、複数で試してみないと分からないこともあるが、経験を積むほどに上達するはずだ。

がんばれ社長では、来月初旬にもZoomの使い方セミナーを開催する。
まだ使いこなしていない自覚のある方は、今後の標準アプリの一つになると思われるだけに、早めに門を叩いていただきたい。

◆6/2(火)「Zoomの使い方セミナー」(初中心者向け)18-20時

Zoomの使い方、Zoomと他のWEB会議システムの違い、Zoom会議やセミナーの開き方、セキュリティの不安をなくす設定法、知っているようで知られていない便利機能の数々を解説します。
<受講料:税込4,950円>
申込み ⇒ https://ganbare.biz/comon/20-6-2_zoom/

今日のYouTube動画

受け売りの多い人の共通点は「IO(アイオー)比」の低さ

インプットとアウトプットの割合を「IO(アイオー)比」といいます。
「100対1ぐらいのIO比がないとちゃんとしたものが書けない」と評論家の立花隆氏。
少しのインプットで分かった気になるとIO比が上がらないので注意が必要ですね。