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世界最高の国ランキング2020

●昨日のつづき。

20歳のころ日本を飛び出しアメリカに渡ったS社長はアメリカ、中国、アジアなどで事業を展開し、いま旅行業をアメリカで、投資家業をアジアで行っている。そしていまは住まいを日本に移し、「日本が世界一だ」と言う。まるでチルチルミチルのようだが、ある意味、S氏の言っていることが証明されたようなランキングが今年発表された。
コロナ騒動でかき消されたような格好だが、こちらのランキングである。

●「世界最高の国ランキング2020」という。
以下は日本経済新聞より抜粋

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これは米国「USニューズ&ワールド・レポート誌」が16年に開始した調査で、20年調査は世界36カ国・計2万人以上を対象に行った
ペンシルベニア大学の研究チームが開発した評価モデルに基づいて、文化的影響力や生活の質、市民の権利、ビジネスの開放度など9項目について調査し、ランキングにしたもの。
4年連続で首位のスイスは「冒険的要素」のほか、食文化などの評価を含む「文化・自然遺産」や「政治・経済的影響力」で高得点を得ている。前年3位だったカナダは「文化・自然遺産」などの項目が評価され、
2位に順位を上げた。
前年の2位からワンランクダウンした日本だが、親しみやすさや楽しさ、風景など観光魅力度の評価を盛り込んだ「冒険的要素」や、税制や政府の透明性に基づいた「ビジネスの開放度」などの項目で高得点を得た。
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●どうやらスイス・カナダ・日本が万年上位国のようだ。

「世界最高の国ランキング2020」の上位10傑はこちら。

 1位:スイス
 2位:カナダ
 3位:日本
 4位:ドイツ
 5位:オーストラリア
 6位:イギリス
 7位:アメリカ
 8位:スウェーデン
 9位:オランダ
 10位:ノルウェー

●主催している「USニューズ&ワールド・レポート」は次のように書いている。

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日本人自身は自国を低く評価しており、「国内的なブランド力は非常に弱い」としている。「我々のデータでは、日本国民は、その他の世界の人々よりもずっとネガティブに、悲観的に自国を捉えている。さまざまな面で、日本国民は自国を世界が思っているよりも生産性が低く、不安定で、文化的に重要ではないと見ている。
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逆からみれば、日本以外の国は、他国民よりも自分たちをポジティブに見ているということだ。

●「日本人は自虐的すぎますよ」と外国人にいわれるほどの日本人、いったいどこまで自分を痛めつければ気が済むのだろうか。
今後、諸外国に打って出るためには自信過剰でちょうど良いし、国内においても自社のことや自分のことをもっと誇って良いと思う。

なにしろ世界3位の国なのだから。