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勤め人も自分の辞令は自分で書く

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「社員意向調査」という名の社員アンケートをとって、今の仕事に対する満足感ややり甲斐をたずねる。
さらには今後チャレンジしたい職種や部署についても意向を聞く。
その結果を人事異動の参考にしている会社がある。

私の以前の勤務先のスポーツ用品チェーンにもそんな制度があった。
私がある店の店長から、人事部に配属されたのもおそらく私がそのような回答をしたからだと思う。

YKKの創業者・吉田忠雄社長(1908~1993)はかねがね「私は人を見る目がないかもしれない」と周囲に語っていた。
NHKの番組でもそう言うほどだから、本当に人を見抜くのがうまくなかったのだろう

プロ野球のスカウトマンでも1991年のドラフト会議でイチロー(鈴木一朗選手)の前に40人もの選手を先に指名している。
オリックスがイチロー選手を指名したのは41番目、ドラフト第4巡めのことだった。

人を見抜くプロでもそうなのだから、企業経営者が人を見抜けなくても不思議ではない。
だが吉田社長ほどになると、単なる愚痴でその話を終わらせない。
人を見抜けないのであれば、それを補う方法として「自分の辞令は自分でつくってもってくるように」と周囲に語っているのだ。

たとえば、新しくつくるロンドン支店の責任者は誰がよいか、という場合。
能力もあって語学力もあるA君なら最適だと思うが、彼はロンドンで働く気持ちがとぼしい。
片や、能力も語学力も劣るB君だが、自分でロンドンに行きたいと辞令を書いてきた。
吉田社長は迷わずB君を赴任させるそうだ。

本人の意気込みが、勇気や努力や工夫の差となって表れる。
だから会社勤めしていても、自分の辞令は自分で書くような人間にならなければダメだと社員に教えていた吉田社長。

私はその話を聞いてある公式を思いついた次第だが、今朝収録した動画でそれを解説している。

人事異動のときに使えるこの公式、気になる方はこの6分動画をチェックしていただきたい。

◆「辞令力」の時代・・・自分の辞令は自分で書く

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