誰が言ったか知らないが、こんな”名言”がある。
「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめておけ」。
今朝、私は買うべきかどうか迷っていた。
たしか4年前、Apple Watch(シリーズ1)に飛びついたのだが、半年ぐ
らいで外しがちになり、ついに長男にあげてしまった。
時計すらしなくなって3年になる。そんな私に新しいApple Watchが必
要なのだろうか?
最低でも5万円する。気に入ったものをヒョイヒョイ選んでいた
万円は超える。買物を家族に相談するといつもそうだが、今回も反
された。
「それによって何が得られるのか教えて」と言う。
私は買うべき理由を三つあげた。
1.健康管理機能が充実したので、これをはめれば健康になれる。
それに心臓発作や転倒などでも、緊急呼び出し機能があるので、
万一のリスクが減る。
2.この4年でApple Watchアプリが飛躍的に増え、仕事の生産性を高
めるソフトが充実した。
3.ずっと我慢してきたが、やっぱり仕事で腕時計がないと困る。
特に今回のSeries5では、時計の常時表示が可能になり、時
るたびにApple Watchの画面を叩く必要がなくなった。
つまり、Series1とSeries5はまったく別物だ、とア
家族の反応は冷ややかだった。
単に私の物欲が刺激されただけだと思っている。三日もすれば落ち
くのではないかとみている。
だが私は強調した。悩む理由が「お金の無駄遣い」だけなのであれ
買うべきだ、と。
現に、こうしてApple Watchを買うことがメルマガ原稿にもなってい
るわけだから全額ドブにすてるわけではない。
何なら「Apple Watchビジネス活用セミナー」をやれば購入費の元がと
れるかもしれないんだ、と猛アピールした。
「(購入費以上の)お釣りがくる」
その言葉に家族の表情が変わった。反対するトーンが大きくダウン
たのがわかった。
その一瞬のすきにパソコンをモニターにつなげ、Appleのホー
を立ち上げ画面を見せた。その場でサイズや色を決め、注文するね
と言いながら購入ボタンをクリックした。
受け取りはApple Store栄店(名古屋)。決済はカードで、本日の午後
3時30分に受け取りにいく。速攻での購入が決まって今日の夕方
の手首にApple Watchが輝いているはずだ。
すべて自我を通したわけではない。ケースやベルトの素材につい
は家族の意見を受け入れ、こちらのモデルにした。
Apple Watch Series 5 GPSモデル
– 44mmスペースグレイアルミニウムケースとアンカーグレイスポ
ループ – レギュラー¥ 50,380(税込)
「どうせなら9月に買っておけば消費税がすこし助かったのに・・
最後っ屁のようなひとことは無言でやり過ごすことにした。