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本をたくさん、なるべく早く読むワザについて思うこと

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●先週末、都内での仕事がおわって東京駅に着いた。時計をみたら17
時をすこし回ったところである。名古屋まで「のぞみ」で帰れば19時
に着くことになり、いかにも早い。
こんなときは「こだま」が便利だ。「のぞみ」より1時間余分の2時間
40分かけて名古屋に向かってくれるからだ。到着は20時を回るだろう
から、ちょうどよい。

●こだま号では「高速読書」を実践することにした。30分で1冊の本を
3度も読むワザなのだが、最近このワザを知ったばかり。試すには格好
の機会である。
2時間40分あれば「高速読書」で7冊の本が読めるはずだが、まずは3冊
の本を読んでみることにした。東京駅構内の三省堂に飛び込む。
じっくり本を選んでいる時間はなかったので、直感で軽めの本ばか
3冊選んだ。

1.一秒で捨てろ!(成毛眞著、PHPビジネス新書、214ページ)
2.人をつくる読書術(佐藤優著、青春出版社、204ページ)
3.SDGs入門(村上芽・渡辺珠子著、日本経済新聞社、224ページ)

●「こだま」の中では持ち込んだホットコーヒーを飲んだり、トイ
に行ったり、スマホでメールにレスしたりしたものの、名古屋駅ま
あと10分の「三河安城駅」で三冊目をきっちり読み終えることができ
た。
わずかな本代と2時間半の時間を投資するだけでそれぞれの専門家の個
人レクチャーを受けることができる。そしてすべての本に数カ所以
のドッグイヤー(ページの端を折ること)をしたのだから至福の時
となった。

●速読と高速読書は異なるそうだが、本質は変わらない。本の読み
はひとつだけ、しかもそのひとつは変えない、という考え方を捨て
るためにも速読(高速読書)のたぐいは勉強しておくべきだと思う

●ところで、成毛氏は警察小説にはまっているそうだが、私もミス
リー作品は好きで、読みだすと止まらない。ビジネス書・経営書に
ってこられなくなるのでなるべくミステリーに近づかないようにし
いるが、それでも年に10冊程度は読むだろうか。
最近読んだなかで印象深い作品は、『カササギ殺人事件』(アンソ
ー・ホロヴィッツ)、『乗客ナンバー23の消失』(セバスチャン フィ
ツェック)、『幻夏』(太田愛)、『満願』(米澤穂信)だが、こ
連休中に読んだ『罪の轍』(つみのわだち、奥田英朗)も強烈で、
年のマイ・ベスト10ランキングが混沌としてきた。

●しかもあろうことか、カササギ~の著者の最新作が三日後に発売
れるというではないか。
本をたくさん、なるべく早く読むワザは私の人生を豊かにする必須
術になっている。

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