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三大激痛を考える

「King of Pain、人生の三大苦痛とは何か」

「え、人生の苦痛ですか?、まず倒産でしょ、それに破産、失業、
病、大事故、親との死別、愛する人との別れ、家庭崩壊、投獄、親
との別れ、嫌な上司や取引先、将来の悲観、それに、何だろう・・・」
「おいおい三つだぞ」

人生の苦痛については、ブッダが活躍した2500年前にすでに答えが
でている。世の中がどのように変わろうとも人間が存在するかぎり
こにある痛みを「四苦八苦」という。

「四苦八苦」は、生老病死(しょうろうびょうし)の四つの苦に
えて、
・愛別離苦(あいべつ りく)愛する人と別れること
・怨憎会苦(おんぞう えく)憎い人、いやな人と出会うこと
・求不得苦(ぐふ とっく) 求めるものが得られないこと
・五陰盛苦(ごおん じょうく) 「色、受、想、行、識」という五つ
の認識からくる苦しみ。

五陰盛苦(ごおんじょうく)だけ分かりづらいので補足しておく

五陰のひとつめの「色」とは、肉体的な苦しみのことをいう。老化
よる容姿の衰えや、容姿に関するコンプレックスなどがこれだ。
会社ならば、もう○年もやっているのにこの程度、もう○才になる
に俺はこの程度、という焦りがこれにあたる。

「受」とは、感覚や印象に関する苦しみ。感受性が繊細すぎて他人
言動に過敏に反応してしまう人は「受」が強すぎるのだろう。
センサーが敏感すぎる人がこれにあたる。

「想」とは、知覚、想像で苦しむこと。「あの人、こう思っている
ではないか」などと妄想、取り越し苦労、心配すること。

「行」とは、意思や記憶で苦しむこと。たとえば意思が弱くてタバ
や深酒がやめられないなど。自分を甘やかすのはやめて、意思の強
も鍛えていこう。

「識」とは、認識や意識で苦しむこと。低い自己イメージや高すぎ
プライドの持ち主や、何かの罪意識を持ち続けながら生きること。
自分や自社は成功して当然だと思えるような、納得できる生活態度
勤務態度をもとう。

このように普通に生きるだけで私たちは四苦八苦を抱えている。
その上に経営者という人たちは、会社経営の苦しみを抱えることに
る。超人的なことをやろうとしているのが「社長」であり、メンタ
がタフでなければつとまらない。
反対からみれば、それだけ見返りが大きい仕事だし、他人に与える
響も大きいというわけだ。

King of Pain、人生の痛みについては理解できた。今度は病気の痛
みについても調べてみた。特にひどいものを「三大激痛」というそ
だ。「胆石」「すい炎」「結石」の三つの痛みである。

今回、自分が結石になってみて、徹底的に原因と対策、そして予
策について調べることになった。その結果たくさんのことが分かっ
きたが、このメルマガは結石メルマガではないため、あまり詳しく
書かない。大半の人が興味がないであろうことも分かっているし。
ただ、結石の痛みは陣痛の痛みとまったく同じだという女性のブロ
記事を見つけた。陣痛の苦しみはこういうものだったのか、と合点
た次第。

陣痛も結石も出せば痛みは治まる。抱えているときはひどく苦しい。
だが、出すことによって幸せが待っている。
会社の痛みも同様に、積極的に解決していくしかない。それができ
ば無上の喜びと幸せが待っている。