その他

続・「経営計画書」の中味

何となく分かったつもりで使ってきた言葉が実は誤用だったとい
ことがある。
有名なサッカー選手が「清々しい」を「きよきよしい」と発言した
は最近のこと。また、ある有名タレントがカルタに描かれたマンガ
ことを「カルタのアニメ」とテレビで言っていた。
おそらく彼はマンガとアニメを同じものだと思っているのだろう。

私にもたくさん誤解・誤用がある。
「時期尚早」を長年「じきそうしょう」と言い続けてきた。ある日
セミナーで受講者に指摘されて気づいた。そのとき50歳。もっと早く
気づくべきだったが思い込みとはそういうものである。

この時期は新入社員研修が盛んだが、今だから素直に学べること
たくさんある。何となく分かったつもりにさせるのでなく、しっか
と腹落ちするまで分からせよう。

たとえば、
・仕事をするとはどういうことか
・お客様に喜ばれることの大切さやその方法
・業績を伸ばすことの重要性
・利益とは何か、利益がなぜ必要か
・わが社が発展することが社会的にどういう意味や価値があるのか

そうしたことを教える上でも役に立つのが経営計画書。社員の教
啓蒙を兼ねた経営計画書を毎期つくろう。それを発表・共有し、経
計画書にもとづく会議や研修を催すなどして内容の周知徹底をはか
う。それが経営者の仕事だ。

さて昨日のつづき。
「経営計画書」の中味はどのようなものであるべきか。この二日間
列挙したものがすべての会社に必要というわけではない。必要と感
られるものだけを選び、成文化していただきたい。

昨日は1~5までご紹介済み。今日は6から。

6.生産・技術に関する方針
・品質向上に関する方針
・設備投資と減価償却に関する方針
・歩留まり向上、ロス削減に関する方針
・コストダウンに関する方針
・5S運動に関する方針

7.ICT活用に関する方針
・ICT投資と活用に関する方針
・ホームページに関する方針
・ブログ・メルマガに関する方針
・スマホ・アプリに関する方針
・グループウエアに関する方針

8.その他
・クレーム撲滅に関する方針
・同業他社に関する方針
・M&Aに関する方針
・グループ経営とホールディングスに関する方針

<それ以外で経営計画に添えると効果的なもの>

1.今期組織図
2.未来組織図
3.今期経営カレンダー
4.就業規則や規定、マニュアルの中から大切なものの抜粋
5.個人別目標または個人のWish-List
6.課題図書一覧
7.月次損益目標(実績チェック用)
など

A4の紙一枚の経営計画書を見たことがある。しかも手書きだった。
B4の紙400ページの経営計画書を見たこともある。発表会では当然、全
文を読むことはできないが、社長はどこに何が書いてあるか瞬時に
かる。
会社ごとにいろんなスタイルがあって構わない。使いやすく効果が
る独自の経営計画書をデザインしていこう。