金曜日号の「ウィークリー雑感」上でこんな問合せがありました。
「制作した社内報をデジタルデータで配信したいが、何かおすすめの
やり方や専用サービスはないか?」
さっそく週末に4件の情報が寄せられました。いずれも有力なアイデア
ばかりで、私にもヒントがありました。
まずは札幌在住のKさんからの情報。
・・・
いつも拝読させていただき参考にさせていただいております。
社内報についてですが、作成は今まで通り行い、配布だけをペーパー
レスにしたいのでしたら下記のサービスは如何でしょうか?
http://mixpaper.jp/
実際に社内報を配信されている企業さまもあるようです。
http://mixpaper.jp/scr/viewer.php?id=4cfde04f823ee
参考になれば幸いです。
・・・
<武沢より>
なるほど、おもしろい。JPGなどの画像ファイルかPDFでも配布できる
のですね。社内報以外に電子書籍やカタログ配信など、いろいろな可
能性がありそうです。Kさん、ありがとうございました。
次は東京のKさんのもの。
・・・
スモールオフイスにては、情報の共有にLINE@を使われたらいかがでし
ょうか?使い方は、先生の方がよくご存知ですので、思い付きでの一
報です。
・・・
<武沢より>
ははぁ、盲点をつかれた感じです。
LINE@で社内報、思いもつきませんでしたが、たしかに面白そうですね。
LINEグループとちがって、一対一のコメント交換も可能ですからね。
ありがとうございました。
次は匿名希望のkitaさんから。
・・・
社内報に関するサービスについて、
社内報の文章を作成して、それを従業員にメール送信すれば、つまり
従業員向けのメールマガジンを発行すれば、実態として社内報の電子
的な発行だと思います。
無料メルマガの発行サービス、例えば「まぐまぐ」を使えば、原則と
して、ほぼ原稿作成のコストだけで発行できます。
あとは読者となる従業員各自で購読手続きをしてもらえば良いでしょ
う。メールマガジン発行会社が、内報としての利用を禁じていなけれ
ばたぶん大丈夫でしょうが、あとは審査次第で発行できると思います。
・・・
<武沢より>
これまた盲点かも。メルマガの無料配信スタンドを使ったり、必要に
よっては有料配信サービスを利用する手もありますね。これも有力な
選択肢だと思います。ありがとうございます。
最後はベルギーのAさんから頂戴したメールです。
・・・
こんにちは、ベルギーのAです。
私の業務の一つが社内報発行です。各国(全欧州)の社長やマネジャ
ーを含め、毎月200人以上に送っています。
(最低でも30ページあります)
以下は誰でもしている方法だと思いますし、質問者の方への回答にな
っていないかもしれませんが、
数字が記載されている機密性が高い社内報は、外部には任せられない
ゆえ、今でも「手作り」しています。
作るのはPower Pointで、それをPDFとして保存し、発行します。
内容は、お客さまから頂いた営業結果のExcelを貼ったり、各イベント
の写真を貼ったりしています。各データ(ページ)にコメントを入れ
るのは必須です。
(そのページで何を言わんとするのかを明確にする為)
送信のメールアドレスはExcelでAからZにSortしてあるので、名前さえ
判れば、誰を外すか(移動などでアドレスが無くなった場合など)、
誰を追加すべきかがすぐ分かり、それをコピペするだけです。
もちろん社内報なので、全てのメールアドレスは誰もが見れるように
TOに入れてますが見られてほしくない方のアドレスはBCCです。
これをもう何年も続けていますが、見る人は見るので、間違いがある
とすぐ連絡が来るゆえ、作る方も(私がメインのデータ作りもしてい
ます)気が抜けません。
各国の売り上げ金額、個数、と数字ばかりが並ぶからです。
(テキトウだった私の性格を修正する役割をしてくれてます・・)
・・・
<武沢より>
Aさん、いつもありがとうございます。パワーポイントで社内報を作り
メールにPDF添付する、ですか。これも「あり!」ですね。
実際に毎月それをやっておられる方の実践的なアドバイス、ありがと
うございました。
今回は社内報の有効活用に関する問合せでしたが、私は今回の四つ
のやり方がいずれも経営計画の進捗フォローにも使えるのではないか
と思いました。
社内報として発信できるということは、経営計画のフォローにも活用
できるはずです。いろいろ試してみたいと思います。
ほかのご意見をお持ちの方は遠慮なくこちらまで。
take@e-comon.co.jp「社内報係」