その他

2019年(平成31年)初メルマガ

※新年あけましておめでとうございます。良き新年をお迎えのことと
思います。
今年は平成から新元号へ。時代に節目の年にこうして元気にメルマガ
を発行できることに感謝し、新年第一号をお届けしたいと思います。

●お正月気分が吹き飛ぶような熊本での地震発生や新千歳での大雪な
ど、不穏な新年となった。
今年は4月に新元号発表、5月に改元とGW10連休、9月にはラグビーW杯
が日本で開催され、10月には消費税増税が待ち構えている。
国外に目を向ければ、米中貿易摩擦問題や米朝首脳会談の進展が近い
うちに発表される見通しで、世界が成り行きに注目している。

●そこで今日はお正月ということもあり、おとそ気分で世界と日本の
経済について予測めいたことを書いてみたい。あまり本気になって反
論のメールなどを送らないようにお願いしたい。

●Appleが新年早々の1月2日、業績予想の下方修正を発表した。
中国でのiPhone販売が不振で、ティムクックCEOは「中華圏市場のここ
までの落ち込みは予想外だった」と語った。
米中貿易摩擦問題の影響で、互いの国の製品が関税アップした。真っ
先に中国企業の株式が売られ、株価が大幅に下落した。
それが中国国民の消費マインドを冷やしたことは間違いない。その余
波は世界に及び、主要な国々が次々に経済成長見通しを引き下げた。
そうした影響を真っ先にこうむった企業がAppleだったといえる。
それが号砲となり、いよいよ2019年は景気悪化が本格化するという意
見も多い。なかにはリーマンショッククラスの景気後退があると主張
するアナリストもたくさんいる。
彼らの論拠は、「米中貿易摩擦」と「長すぎる好景気」の二点だが、
私はリセッションは起きないと思っている。

論拠のふたつめ「長すぎる好景気」にいたっては、戦後これだけ長期
間にわたって景気拡大が続いたことがないので、そろそろ後退があっ
てもおかしくない、という景気循環説である。理論的、統計学的にみ
てそうなのかもしれないが、かつてのサブプライムローンのような具
体的な危機が存在するわけではない。景気後退の明確な理由は見つか
っていない。むしろ主要なリスクは前者「米中貿易摩擦」だろう。
要するに政治と経済の覇権争いである。互いの国が強気な態度をとり
続けることは自国の企業や国民を痛めることになることを両国トップ
は知っている。賢明な政治家ならかならず妥協点を見出すはずだ。
習近平がどのような人物かは知らないが、トランプ大統領はクレバー
なビジネスマンでもある。「武力行使も辞さない」などと強気な発言
をくり返しつつも、舞台裏では落としどころをさぐっているはずだ。
この春には何らかの決着をみる。
そうしたことによって、日本と世界の経済は持続的に安定成長する。
景気後退は訪れない、というのが私の期待をこめた景気予想である。

●堅い話はそれぐらいにして以下は個人的な今年の目標、いや、願望
付き予測である。

1.酒の回数が半減するだろう
  昨年は355回お酒を飲んだが、今年は200回くらいになりそうだ。
  酒はあいかわらず美味いが、身体が欲するというより惰性で飲む
  回数も増えているため、意識してセーブすれば減らせるのではな
  いか。適量の酒は健康によいが、読書には適さないのでセーブす
  ることになるだろう。

2.開発が増えるだろう
  本の執筆や教材の開発など、創造的なことに時間の多くを割き、
  セミナー/講演/合宿などの開催数はかなり減るだろう。

3.コラボ事業がかなり忙しくなりそう
  現在、数社とのコラボが進行中だがそのうちの二つ、三つがかな
  り稼働率が高まってくる見通しだ。

4.AIと事業承継が新しい研究テーマになる
  中小企業の経営キーワードにAIと承継の二大テーマが急浮上。
  「がんばれ!社長」としてもそれに対応したサービスを開発する
  ことになりそう。

5.海外訪問が増えるかもしれない
  「多幸の会」でアジア訪問が多くなる。
  個人的にはアメリカやヨーロッパの未訪問国が多いため、そちら
  への回数も増えそうだ。

6.何らかの新しい健康対策が必要になるだろう
  食事と運動が仕事や学習と同じくらい自分にとって大切なものに
  なるだろう。
  そろそろ、それらに無頓着でいるのはやめねばならないだろう。

以上。

今年もおつき合いのほど、お願いいたします。