今朝は3時にシャキッと目覚め、シャワーを浴びたあと4時半にオフ
ィスで仕事を始めた。昨夜は普段通り23時に床に就いたので、4時間睡
眠なのだが眠気はゼロである。
自分でもどうしたのだろうと思う。いつもこんな早いわけではなく、
8時過ぎに出社することが多い。身体と心のコンディションがうまく整
うとこんなことが起きる。
会社に来てまずチェックしたのは自社の経営計画書。数字の確認も
大切だが、今後の計画を補強した。
「経営計画書」を頼りに自分と自社を運営していくわけだが、それで
も計画通りにならないことが多いのは何故だろう。計画通りに動けば
そのようになるはずなのだが、計画通りに動けないことが圧倒的に多
いのはどうしたことだろう。
私はその最大の理由が「稼働率」にあると考えている。
社長も社員も生身の人間。毎日最高の体調、最高のモティベーション
で仕事ができるわけではない。
プロ野球選手の一流選手でも打率3割程度。シーズン中にはスランプや
ケガに苦しんだり、代打や代走を送られてベンチに引っ込むこともある。
それでも一年通して試合に出られる選手が一流である。
社長や社員が風邪やインフルで寝込むことがある。気持ちが乗らず、
日常業務を辛うじてこなすだけで帰宅する日もあるだろう。
家族や友人とトラブルがあって仕事どころではない日もあるだろう。
資金繰りの不安、お客の苦情、社員の退職などで心が痛めつけられる
日もある。
仮に、最高の体調・最高のモティベーションの状態を「100」とする
ならば、一年を通した平均値は「70」前後ではなかろうか。
超人的な経営者なら常時「90」を超えるかもしれないが、私はそうい
う方にお目にかかったことはない。
もちろん社員も同様である。
ということは、稼働率「70」を前提にする必要がある。
いや、「60」を前提にした方がよいかもしれない。
だが、誤解がないようにお願いしたい。
稼働率を60にするから、目標も下げれば良いと考えるのではない。
目標はそのまま据え置くのだ。
あれもこれもやれると欲ばらない。かといって目標や理想は何一つ
妥協せず、しっかりと成長する。そんな前提で計画をつくりなおして
みよう。
そうなると、計画の量ではなく質が問われることになる。高い成果が
期待できることだけを計画にし、それだけを実行すれば目標が達成す
る。
「めざせ!60%の稼働率で最高の結果を」