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オフィスのミニマル化めざして

この夏、「朝読」(あさどく)で『ぼくたちは習慣でできている。』(佐々木 典士著)を読んだ。
朝読とは、朝のスタッフ輪読会のことで何年も続いている朝のルーティーンだ。
「オフィスのミニマル化に取り組もう」という機運ができたのも、この本がきっかけである。

それ以来、数回にわたって不要なものの処分を行ってきたが、この週末は更にもう一段強めの断捨離をおこなった。
書棚にあった書籍や教材、DVD などの大半を処分し、レイアウト変更までやってしまったのだ。

私は毎年200冊ぐらいの本を買う。
それ以外に50冊ぐらいの献本をいただく。
そのうち、100冊ほどを読むので、未読の本が毎年150冊貯まる計算になる。
それをまとめて処分する。

今回は蔵書にもメスを入れた。
蔵書だけで書棚の大半が埋まってしまうようになり、蔵書の定義を厳しくした。
その結果、書棚にはいま300冊ほどしか残っていない。
ただ、この300冊はなかなか強者揃いで、背表紙を眺めているだけでも心地よい。
のぞきたくなる本棚になった。
本棚はこうでなければならないと改めて本棚改革に取り組んだ成果に満足した。

机の引き出しもほぼ空っぽにした。
こうして身辺がシンプルになると集中力が高まる。
膨大にあった書類も伝票も半分以上捨てた。
レイアウト変更では、オフィスの東側に陣取っていた私が、西側に移動した。
景色もかわり、身の回りがシンプルになっただけでやる気がでてくる。

年末の大そうじはほぼ必要ないぐらいまで出来たが、まだまだ禅堂に比べるとゴチャゴチャしている。
もう一段の断捨離を推し進める必要がある。
さらには、頭と心の断捨離という大作業が手つかずで残っている。