昨夜、東京の友人 S 氏が仕事帰りに私のオフィスに立ち寄った。
名古屋で仕事があったらしい。
夕食をご一緒することにしたのだが
以前、東京で VR を体験したことがある S 氏はある程度予備知識があったようだが、それでも「画質がきれいになっているのと、動き
「是非、すぐにでも買ってください」と私が押し売りめいたこと
注文書でもさがしていたのだろう。
「
★Oculus Go を買う → https://www.oculus.com/go/
実は私が氏に Oculus Go をすすめる理由はもうひとつあった。
それは Oculus Rooms の存在だ。
VR ゲームや立体動画を楽しむだけなら、Oculus Go だけでなく、VR であれば何でも構わない。
しかし Oculus Goが本当に凄いのは「Oculus Rooms」(オキュラスルーム)の存在にあると言っていい。
おそらく今後、VR 会議、VR ミーティング、VR コミュニケーションが本格普及するであろうことを予感させるものだ。
Oculus Go の中に、自分専用の部屋「Oculus Rooms」がある。
ここに友人を招待したり、されたりすることで一瞬にして二人だけ
一緒にジェットコースターに乗ったり、パターゴルフ場をラウンド
互いにネット環境さえあれば、世界中どこにいても部
テキストメルマガでは雰囲気をお伝えしづらいので、こちらの方
→ https://goo.gl/gCCDnC
Oculus 社を傘下にもつ Facebook のアカウントが必要になる。
Facebook の 友だちであり、かつ Oculus Go を持っている人であれば、互いに自分の「Rooms」に相手を招待できるわけだ。
実際、三日前の日曜日に東京の T 氏と Oculus Rooms でミーティングした。
最初はやり方がわからずに数分ほど手こずったが、接続が完了する
「あれ、T さん。それって女性?」
「あ、私のアバターですか。これはランダム作成したものなのでた
たしかに私は数分かけて革ジャンを着たお茶の水博士(鉄腕アトム
驚いたのは音声のクリアさ。
T 氏ってこんなにいい声してたんだ、と改めて思った。
ヘッドフォンからノイズのないT 氏の声が鮮明に聞こえてくるからだろう。
ふだんは、二人で会う場合でも大勢の人が
ところが没入感ある VR ヘッドセットをかぶった者同士なので、互いに相手の声しか聞こえないし、他にスマホをいじったりすることも
一緒の部屋にいて音楽や動画を楽しむ場合は彼が横にいる。
対戦
部屋が三つあるので、互いが違う部屋にいても話し声は鮮明に聞こ
ネット会議は Skypeや Facetime など手軽なものが増えているが、空間を共有することまではできない。
だが Oculus Rooms は空間を共有し、ほかごとができないので100%、相手と時間を共有することができる。
「ちょっと、私の話聞いている?」
「あ、ごめん、聞いてなかった」
ということは起こりえないはずだ。
T 氏との衝撃の Oculus Rooms ミーティングの翌日、75歳の T 会長、72歳の S 先生と居酒屋に行った。
この三人で共著の本を書いており、打ち合わせをする機会が多い。
T 会長は香港、S 先生は東京、私は名古屋だから日時調整が毎回困難を極める。
そこでお二人に Oculus Go をご覧に入れ、今後のミーティングはOculus Rooms で、と提案した。
S 先生は賛成してくれたが、T 会長は「電話で十分だろう」と興味がなさそうだった。
ヘッドセットを頭に付けたり外したりするのが面
以前のものにくらべ、かなり軽くなった。
装着の手軽さが増して
おそらく来週には冒頭の S 氏とも Oculus Rooms でミーティングしているはずだ。