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スマホ経営計画書のススメ

「経営計画書」を作り、発表会までやっているのにうまくいっていない会社が結構多い。
「なぜでしょう?」「どうしたら良いでしょう」と相談されることも多い。だが薄々、相談者の方も理由はわかっている。

経営計画を作ったあと、社長も含めてそれを見ていないことが問題なのだ。

1.経営計画書を社長も社員も頻繁にみている
2.経営計画書を一部の人が頻繁にみている
3.経営計画書をほとんど誰もみていない

「1」の会社はうまくいく。「2」の会社は少しうまくいく。
「3」の会社はうまくいかない。相談を受ける会社の多くが「2」か「3」なのである。

では「なぜ誰も見なくなるのか」ということ。

一つは装丁の問題がある。

内容が立派でも持ち歩きにくい装丁ではどこかにしまいこまれて二度と見られることはない。
二つ目は中味の問題。新鮮みに欠けるものや、難解なものは二度・三度と読み返す気がなくなる。
三つ目は機能の問題。
毎月の実績を記入するとか、会議で読み合わせするなどの目的がない限り、誰も持ち歩かなくなるのは当然といえる。

つまり、「一年間使い続けられる経営計画書づくり」を目指すためには次の三つを心がけると良いということ。

1.ポータブルを意識した経営計画書デザイン

2.分かりやすい内容にする
読解力に長けた社員ばかりではない。目が良い社員ばかりでもない。細かい文字や数字でビッシリ埋め尽くされた紙面では誰も読まない。
要点をしぼり簡潔な文章か箇条書きで表現する。画像を用いて視覚に訴える工夫も大切だ。

3.機能の問題としてこれからの経営計画書はスマホで閲覧できるような対策も必要だ。クラウドアプリをつかって絶えず最新の実績と最新の計画が全社員で共有されるようにすべきだろう。
クラウドであれば「(経営計画書を)無くしました」「持参し忘れました」ということも起きない。

プレゼンソフトの自動再生機能と音楽を使った経営計画書のDigital紙芝居もおすすめだ。
イメージとしては音楽付きの動く絵本である。経営計画書の骨子を2分ムービーに仕上げるのだ。このやり方は「経営次進塾」で時間をかけて作り込んでいただいているが、
来月(4/12)のセミナーでも解説する予定。スマホ経営計画書や Digital 紙芝居に興味がおありの方はお越し願いたい。

4/12(木) がんばれ社長!セミナー in 東京・品川駅前

第一部「がっつり編」(90分) 未来をつくる経営ノート
第二部「デジ紙編」(60分)
デジタル紙芝居『がんばれ社長!今月のポイント』
いずれも講師は武沢 → http://ganbare.biz/comon/?p=1000

<追申>
そのセミナー後の「がんばれ!ナイト」にも参加されませんか。
4/12(木)夜のゲスト講師は千葉徳次郎様。
自衛隊の猛将として知られ、防衛大学副学長もつとめられた千葉様からリーダーの心得を学びます。感動必至!
がんばれ!ナイト → http://ganbare.biz/comon/?p=799