社員を鍛えたい

独自のキャリアアップシステムを作ろう


※今日は最後に具体的な提案がありますので、最後までお読み下さい。

会議やミーティング、朝礼はやっているが、社員教育をしていない会社が結構ある。
「教育」という言葉から、教える方も教えられる方もかしこまってしまうようだ。
「教育」「研修」という言葉でなく「武装化会議」とか「ジョブトレ」などの造語でもよいので一日も早く教育をスタートさせよう。

最初の一歩は、社長自身が先生役になること。まず簡単な「教育体系図」をつくろう。
社員にマスターしてほしいことがらを次の三つの領域に分けて整理しよう。

1.テクニカルスキル(技能教育)
2.ヒューマンスキル(人間教育)
3.コンセプチュアルスキル(概念教育)

テクニカルスキルとは職場で必要になる技能を教えるもの。業務に直結するものから、パソコン・スマホの使い方といったインフラに関する知識や技術も必要となる。それらを列記しよう。

ヒューマンスキルとは、人として社会人として基本的なマナーやエチケットから始まって、組織の一員であるメンバーシップ、リーダーシップ、報告・連絡・相談などのコミュニケーションにいたるまで比較的幅広い。

コンセプチュアルスキルとは、会社の経営理念や方針をよく理解し、共感できること。役職が上がるにつれて部門方針の立案ができるようになり、やがて経営者として理念やビジョンの成文化ができるようになろう。ここはある程度時間がかかる領域でもある。

そんなことを合宿やセミナーで申し上げていたら、ハタコンサルタント株式会社の降籏達生社長が建設業界で使える社員教育体系図を完成させた。
その名も「建設技術者・技能者キャリアアップシステム」(以下「キャリアップシステム」という。

このキャリアアップシステムは年代ごとに必要な能力を明確にしているのが特長。しかもその能力を修得するために効果的な研修や教材を示している。

建設業界向けに作られたものだが、応用可能な業種であれば使えるはずだ。
降旗社長のハタコンサルタントは、建設業界に特化したコンサルティングを行ってこられた。建設業界は日々、現場に直行することが多く、社員教育する習慣がつくりにくい業界のひとつ。それに建設業に特化した研修会社が少ないことや、技術者のレベルにあった教育カリキュラムが分からないなどの問題もあって教育が場当たり的になりがち

そうした業界の経営者の要望から生まれたこの「キャリアアップシステム」がホームページから無料で入手できる。
この機会にこちらのホームページから請求しよう。そしてこれを元に独自のキャリアアップシステムづくりに挑戦されてはいかがだろう

★「建設技術者・技能者キャリアアップシステム」
(ハタコンサルタント株式会社)
→ http://www.hata-web.com/wp/?p=10113