三国志に「死せる孔明、生ける仲達を走らす」
三国時代、敵対していた蜀と魏が五丈原で激突した。
その陣中にて蜀の丞相・諸葛亮が病没した。
「死せる松村、生ける教え子を走らす」(2/17)
マンダラの松村 寧雄先生が昨年亡くなった。法事は済んだが、教え子が全国から手弁当で集い、先生を偲び、
53名が集まり、40名がアンケートに協力してくれた。
本人がいないのに、いるかのように周囲が動く。
偲ぶ会で縁者のひとりが「人は二度死ぬ」(永六輔)
一度目は肉体の生命が活動を止めたとき死ぬ
二度目は人々の記憶から消えたとき死ぬ
だからブッダもイエスも今なお生きている、と。
松村先生の二度目の死がいつになるのか、
ポジティブに言いかえるなら、
「人は二度いきる」
一度目は自分で「生きる」
二度目は縁のあった人たちの心の中に「活きる」
松村 寧雄先生の二度目の人生が始まった。