日経トレンディが発表した2018ベストヒット予測の堂々一位に
2014年に Amazonが米国で発売し、スマッシュヒットしたのが始まり。
2016年には Googleも発売し、昨年暮れの米クリスマスシーズンでは両社の製品が売り切れた。
AI スピーカーは Wi-Fi 環境を必要とする。クラウドにある言語認識システムで人と機械が対話し、いろんなサービスが受けられる。
一番シンプルなのは「今日の予定」と聞くこと。Google カレンダーに登録してある予定を読み上げてくれる。「明日の天気は」
「ニュースを読み上げて」といえば最新ニュースを読み上げる。
ひとつひとつのそうしたワザを「スキル」と呼ぶが、これは、
日本ではまず LINE が 「Clova」(クローバ)を発売。Googleがそれに次いで「Google Home」(グーグル ホーム)を発売していたが、11月8日に Amazonが「Echo」(エコー)を発売したことで、ようやく日本にも本格的な AI スピーカー時代が到来した。
Apple の「HomePod」(ホームポッド)も年内発売を目指していたが、開発が遅れ、来年に延期された。
Appleはこの製品をAI スピーカーとうたっているが、ティムクックは「iPodの後継機」と位置づけており、「音楽体験の改革」
LINE の「Clova」もスキルの数において見劣りするため、
「Amazon Echo」の言語システムは「Alexa」(アレクサ)という。
Apple は「Siri」、Googleは「Googleアシスタント」
Amazonの場合、自動車や照明器具、テレビなどの家電に Alexa を組み込み始めている。Alexa によるエコシステムを構築しつつあるのだ。
さて、「Amazon Echo」の使用感だが、想像以上にすばらしい。
スピーカーの質感が高いので、
段ボールから取り出して電源を入れると、初期設定を済ます。
スマホで「Alexa」
例えば、 Amazon Music 内の音楽が再生されるほか、Amazon で買物をすることもできる。
試しに「Alexa、コーラを注文して」と「注文履歴で○○○
「OK」といっただけで、そのまま注文してくれた。
スマホでスキルを登録(削除)すると、「Amazon Echo」がどんどん成長していく。
私が初日に入れたスキルは以下の10本ほど。
・三菱東京 UFJ 銀行
預金残高や入出金履歴を読み上げてくれる(部屋にいる人に聞こえるので注意が必要)
・フラッシュニュース
標準で「NHK ラジオニュース」と「Amazon 今日の天気予報」が入っているが、追加で「日経電子版ニュース」と「ザテレビジョンの今日のおすすめ番組」を入れた。
・スマート家電「Hue」(ヒュー)
別途で購入したフィリップスの電球が音声操作で点灯・消灯する。
その実験は近日、行う。
・NAVITIME 乗換案内
目的地と出発地を言えば、所要時間と費用を教えてくれる。詳しい情報はパソコンやスマホで確認すべきだが、だいたいのイメージはこれだけでつかめる。
・NAVITIME 運行情報
都道府県名か路線名をいえば運行情報を教えてくれる。正常なときは「ありません」と答えてくれる。
・全国タクシー
事前にアプリで自分の場所を登録しておけば、「Alexa、
・クックパッド
つくりたい料理のレシピを読み上げてくれる。
・じゃらん
指定したエリアの観光スポットを読み上げてくれる。ホテルや旅館の予約までできるようになると便利そうだが・・・。
・ミュージック
「鹿威し」「雨の音」「小川のせせらぎ」といった BGM 音楽を入れた。
「天気予報やスケジュール確認なんて今さら・・・」
招待制による販売なのでまだ一台しか買えていないが、
あなたもいかが?
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