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情熱のマネジメント

フランスの啓蒙家:ラ・ロシュフーコーは「人間の心の中では情熱の不断の生殖が行われていて、それで一つの情熱の消滅はもう一つの情熱の出現と、ほぼきまっているのだ。」と語っています。

この意見が正しいかどうかは議論の余地があるでしょうが、一人の人間がいつも発することができる「情熱量」というのはほぼ一定しているように私も思うのです。それを前提に話しを進めると・・。

例えば情熱家のAさんは情熱量100ポイントとします。何事にも才能が豊かで、本業の経営も、業界活動も、趣味のスポーツも、子供の教育も地域活動も熱心です。それぞれに情熱を分担していった結果、本業経営に避ける情熱は60ポイントでした。

次にAさんは、本業経営の中でも6つのプロジェクトに参画していますので一つあたりの案件には10ポイントの情熱を投入していることになります。

一方、情熱量はAさんよりはるかに見劣りするBさんは60ポイントの情熱しかもっていません。ところが本業の経営に徹していることと本業の中でも事業の領域をしぼりこんでいることからひとつの案件に15ポイントも割けるのです。

さて、個人の情熱量の総和がほぼ一定だとするならば、「仕事のやる気が低下した」というときには、ほかの何かに熱中しているはずです。

「そんなことはない、本当に何もやる気が起きずに床に伏せっていたんだ」と言われる方がいたとしても、それは「病人」という状態に熱中していたことになります。

さらにロシュフーコーは言います。
「小さなことに熱中してしまう人は大きなことができなくなる」

情熱量の個人差はあるにしろ、人は情熱の対象なしでは生きて行けないのです。その対象をしっかりとマネジメントすべきであり、それはあなた自身の大切な仕事です。

実は今度の本、『朝10分 熱い経営実現シート』は、そんなあなたが情熱を自らマネジメントし、ご自分の経営や人生に役立てていただくために書きました。対象読者は、メルマガ「がんばれ社長!」読者とずばり同じです。

まず85からなる「名言」を今日の言葉のなかから厳選しました。この名言は、熱い経営を実現するために大切な教えであり、この名言自体があなたを鼓舞してくれたりあなたに問いかけたりします。

つぎに本文の部分では、名言を補足する目的で私が原稿を書きました。また、本文の最後には「熱い経営のための質問」と題し、すべて違う質問を85個ご用意しました。

こうした、読書と自問自答という作業を通して、あなた自身の情熱をマネジメントすることに成功していただくのが私の願いであります。

出版記念講演:「情熱のマネジメントに勝利しよう!」(演題変更)

7月2日(水)名古屋講演 ★満席御礼!
・講演  60名中60名(満席御礼)・・キャンセル待ち5名応募可
・二次会 30名中30名(満席御礼)・・応募不可

7月7日(月)東京講演 ★満席御礼!
・講演  80名中76名(残席4)・・キャンセル待ち含めて9名応募可
・二次会 25名中25名(満席御礼)・・キャンセル待ちすでに7名で
新規受付不可

7月8日(火)大阪講演 ★空席あり!
・講演 70名中39名(残席31席)
・二次会 クルージングに決定24名(状況不明)

7月31日(木)福岡講演 ★空席あり
・講演 50名中19名(残席31席)
・二次会 12名(空席13席)

全講演:税込み4,000円
新著『朝10分 熱い経営実現シート』サイン本付き
※詳細・申込み http://www.e-comon.co.jp/kouensemi.htm