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いざフィリピンへ

明日からフィリピンに行く。行ったことがない国に行くのはいつ以来なのか調べてみたら、なんと2007年2月のオーストラリア以来だと分かった。
その前年の2006年にはインド、2005年にはイタリア、2004年にはタイ、2003年にはラスベガスを初訪問している。「毎年未知の国か都市へ行く」と豪語していたが、気づいてみたらこの10年は中国、香港、タイなどを何度も訪れ、初めてのところには行っていなかったわけだ。
想像力を刺激する、という意味ではとても良くないことだった。

そのせいだろうか、久しぶりの初訪問外国ということで、緊張感というかワクワク感が強い。珍しくガイドブックまで買った。やっぱり、できることなら「未知の国に毎年行く」という小冒険はこれからもやろうと思っている。

「フィリピン?大丈夫なの、ずいぶん治安が良くないって聞きますけど」
今朝、床屋の主人が私の髭をそりながらそう言った。それが一般的な認識なのだろう。今回のツアーメンバーに旅行会社の社長がいる。
彼の会社はアジアから日本へのインバウンドを仕事にしているが、その社長ですら「フィリピンは一人で行くのは怖いですよ」と言っていた。そういう(以前の)イメージが定着してしまっているようだ。

多くの人がその国に対する何らかの偏ったイメージや古い情報などを後生大事にもっている。ところが国や都市はダイナミックに変貌している。何一つ変わらないように見える国や都市もあるが、アジア諸国の多くは経済が躍動しているだけに「10年ひと昔」どころか「3年ひと昔」なのである。

情報格差、認識格差にチャンスが生まれるわけで、気づいた頃にはビジネスチャンス、投資チャンスを逃している、ということも起こりうる。だからちょっとでも気になった国はマークしておき、自分の目で確かめにいくのが一番なのだ。その旅先で仮に苦々しい思いをしたとしても、それも旅の思い出というものだ。

外国で苦々しい思いがあるのは私の妻で、独身時代にある国に行き、食事がのどを通らず、一週間で10キロ減量して帰ってきた。
空港に着いたときの臭いにやられ、香辛料に腹をくだし、ホテルを一歩も出ない一週間を過ごしたらしい。冗談で「毎年一回、減量しに行こうかしら」と言っているが、そうした相性みたいなものがある。
その時は辛くて大変だが、今となっては土産話のひとつだ。

◇4月13日(木)
1500 ホテルチェックイン
1600 ホテルロビー集合
カジノエリア視察(カジノ、ショッピングモール、レストラン等)
夕食会

◇4月14日(金)
午前 ビジネスミーティング(AI 投資の話)
午後 ランチ
マカティエリア不動産視察
スパ・マッサージ体験
夕食会

◇4月15日(土)
午前 鈴木ファウンダーによるセミナー(永住権の話交えて)
午後 ランチ
グローバルシティ不動産視察
クールジャパン視察
夕食会

◇4月16日(日)
朝~チェックアウトまで個別相談会
空港へ。解散。

今回の参加メンバーは東京、名古屋、大阪などから10数名が集まった。業種も会社の規模も参加の目的もまちまちで、現地で何が起こるか予測不能。
明後日の「ウィークリー雑感」で何かの速報をお届けする予定だし、詳しいレポートは来週にお届けするはず。どうかお楽しみに。