遠足全体の速度は一番足の遅い子のスピードになるという。
だが、内部管理が弱くて請求漏れが多発し、
人も会社も「長所を伸ばす」という考えがあるが、
中小企業は圧倒的に内部管理が弱い。
A 製作所(30名)に二人の女性社員がいる。
「そのままでいいの?」と私が尋ねると、社長は「
従業員が何百名もいるのならそういう社員がいても不思議はないが
ついに昨年は経営計画発表会に二人とも欠席した。
まだ若い A 社長は、「なかなか難しいですね」とため息をつく。
「何が難しいの?」と聞くと、「人使いが難しいです」という。「
「こういう会社にしたいから、
いまからでも良いので理想のチーム像を掲げ、
後日、 A 社長は私にこんなメールを送ってくれた。
次のようなチーム作りに取り組むという。
・・・
1.原則として「残業ゼロ」の会社をめざす
2.懇親会やイベントへの社員出席率を95%以上にする
3.経営計画発表会への社員出席率を95%以上にする
4.社員旅行への社員出席率を95%以上にする
・・・
私は遺憾ながら反対した。
挑戦するのはこういうチームではないだろうか。
1.「残業ゼロ」の会社にする
2.懇親会やイベントへの社員出席率を100%にする
3.経営計画発表会への社員出席率を100%にする
4.社員旅行への社員出席率を100%以上にする
半月後 A 社長にお会いした。
「100%の出席なんて出来るのでしょうか?」と言う。
「ホントにあなたは遠慮のかたまりだね」と私。
<あすにつづく>